2013年7月1週号

■今月のひと言

世界に通用する人の『発想力』の鍛え方

スティーブ・ジョブズは最高のアイデアはトイレのなかか、カフェテリアで仲間と話しているときに生まれると信じていた。「内観」と「交流」‥創造力の源となる 2 つの要素です。彼はその後、ピクサー・アニメーション・スタジオを設立した。すでに計画されていた社屋の大幅な設計変更をし、社員の有機的な交流を促す空間がたくさん設けられた。その結果『トイ・ストーリー』をはじめとし 12 本のヒット作りだした。
創造的な人とは、革新的あるいは一見とんでもないような戦略であっても実践できる頭脳明晰な人、さらには不確かな状況でも不安を覚えない人を指すのだという。
創造とは、既存のアイデアの再構成だったり、ある分野のことを別の分野に持ち込むことだったりする。たとえば、ライト兄弟は自転車の構造を飛行機に応用した。また、グーグルの共同創設者であるラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンは検索システムのアルゴリズムを構築するうえで、学術論文の評価方法に似た理論を用いた。

現代のイノベーションは、さまざまな分野の専門家からなる「チーム」で創りだされている一見関係のないもの同士を合わせる。それは、その分野の専門家だけだと、同じ視点で物事を眺めるという大きな弊害があるが、違う分野にいる人はその分野の詳細を知らないことによるメリットである、自由な発想により、違った視点から物事を眺められる。そうすることで、さまざまな分野で新しいものが創りだされている。
皆さんも是非さまざまな分野の人たちと交流することによって、新たなアイデアが思いつくかもしれないので、試してみてください。

アルゴリズム‥‥ある種の問題を解くための計算の手順、方法で、必ず、その解が得られるもの。

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『誕生日はウレシイ』

知人はよく誕生日プレゼントを贈ります。なるべく当日までは黙っていて、いきなりプレゼントを持って行ったり、電話をしたり、メールをしたりします。

当たり前だけどみんな喜ぶ。やっぱり、いくつになっても誕生日を覚えていてくれると人は嬉しい。

人が一番よく覚えている誕生日はもちろん『自分の誕生日』人が案外覚えていないのは『自分以外の人の誕生日』そして、覚えていてくれると一番うれしいのは『自分の誕生日』

だから、知人は打ち合わせの席でも、飲み会の席でも大切な人の誕生日は何気なく、それとなく聞き出します。その場ですぐにメモしておきます。

ちょっとしたプレゼントでも、カードでも、メールでも、電話でも『誕生日おめでとう!!』と言うと本当にみんな嬉しそうな顔をする。

あなたが、誰かに喜んでもらいたいと思うならその人が一年で一番うれしい一日のひとつは間違いなく誕生日なのだからその日に何か行動しない手はない。仕事や商売で考えるなら誕生日をデータ化して1か月前にメール、DMで案内を送るだけでお客さんを呼ぶことができる業種は案外多いと思う。

実際に誕生日専門のレストランがある。予約でいっぱいだそうだ。フラワーショップでも、スイーツショップでも、レストランでも雑貨店でも、寿司屋でも、カフェでも、写真館でもアイデア次第で誕生日を核にした販促企画を考えることができる。しかも、凄いのは誕生日って毎日あるということ。そして、財布の紐も緩む。だから、誕生日に特化した商品・サービスだけでも十分に商売はできる。

大企業は一人ひとりのお客さんや取引先の誕生祝なんかできない。でも、小さな会社やお店なら対応できる。そして、それはかなり喜んでもらえる。しかも、毎日ある。 さて、あなたの会社やお店ではどんな誕生日企画、サービス、商品を生み出すことができるだろうか。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2013年.7月2週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『眉間にシワ』

仕事先での打ち合わせの席の参加者の中に眉間にシワを寄せて、腕を組み、じ〜っとこちらをにらんでいるような人に出会うことがあります。
そんな時「うわっ!怖そうな人だ。」と、思うのですが、そういう人に限って打ち合わせの直接の担当者であったりします。

そして、ほとんどの場合、眉間にシワを寄せて、腕を組み、じ〜っとこちらをにらんでいるように見える人は実は『いい人』であることが多い。顔の作りがちょっと他の人よりコワい作りになっているだけ。

ある人は、友達にこう言われたことがあるそうです。「お前、なに怒ってんの?」その時、その人はびっくりしました。だって、その人は何も怒ってなかったのです。その人は真剣に相手の話を聞くと無意識に眉間にシワが寄り、口がへの字になるだけなのです。でも、それが人から見ると怒っているように見えている、というその事実にびっくりしたのです。

だから、今は打ち合わせに行ったその中に眉間にシワを寄せて、腕を組み、じ〜っとこちらをにらんでいるように見える人を見つけた時も「いやいや、怖そうに見えるけど、いい人なんだ。きっと。たぶん。そのはずだ。」と思うようにしているそうです・・でも、やっぱり眉間にシワを寄せて、腕を組み、じ〜っとこちらをにらんでいる人に初めて会うのは怖い。

あなたにもそんな経験がありますか?そして、そんな時はどうしています?
ある社長さんはそんな人に会うとその人がトイレに入って用をたしている姿を想像すると言っていました。すると「あっ、この人もフツーの人なんだ」と思えて、気持ちが楽になると教えてもらいました。 私も時折、このスキルを使っています。あなたも、ぜひ、お試しあれ。効果抜群ですから。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2013年.7月3週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『評価価値を上げる』

商品やサービスには2つの価値があります。それは「商品価値」と「評価価値」です。商品価値はその商品が本来持っている本質的な価値のこと。そして、評価価値とはその商品を取り巻く付加価値によって形成される価値のこと。
例えば「短期間で子ども部屋のリフォームをします。」は、建築工事という商品価値を訴求していることになります。ところが「頭の良くなる子ども部屋にリフォームします。」なら「頭の良くなる」という付加価値がついています。これが評価価値を形成します。
「シュークリーム」は商品価値の訴求だけ。でも、「二人の恋が叶うハッピーシュー」なら、付加価値が付き、これが評価価値を形成します。

そして、お客さんはこの評価価値の部分に惹かれて、「買いたい」「美味しそう」「欲しい」「面白そう」という感情が湧き上がります。評価価値を上げる(高める)方法論はたくさんありますが、その中で一番簡単な価値の上げ方はネーミングやショルダーコピーをよく考えることです。

最近見つけた上手いネーミングやショルダーコピーを2つ紹介します。
右の写真の「お箸」では他社との差別化が難しい。
だから、「幸運のかけはし(箸)」。このネーミングなら引き出物や贈答品にもなります。単価が高くてもよい理由ができます。

二番目の「ロールケーキ」は単なる商品名。でも、「極上ロール」と命名すると高級感が出て、単価も上がる。商品価値を変えることなく、評価価値が上がるわけです。
こういったネーミングやコピーによる付加価値の創造にはほとんどコストがかかりません。
そして、そのヒントは上述したように街中でたくさん見つけることができます。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2013年.7月4週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

反応の良いキャッチコピーを書くためのコツはお手本となるコピーをマネして、自社に応用することです。今回は雑誌、新聞、サイトや書籍タイトル等で見つけたお手本となるキャッチコピーを紹介させて頂きますので、あなたの会社やお店でのコピー作りの参考として下さい。

■『○○○○ 気づいていないのはあなただけかもしれない・・。』

このキャッチコピーは応用すると次のような使い方になります。
「肩のフケ 気づいていないのはあなただけかもしれない・・。」
「口臭 気づいていないのはあなただけかもしれない・・。」
「話がつまらない・・それに気づいていないのは
あなただけかもしれない。」
「使えない上司だ・・・部下に言われていることに
気づいていないのはあなただけかもしれない。」
「加齢臭 気づいていないのはあなただけかもしれない・・。」

自分が気がついていなかったことを人から指摘されると
ドキッとしませんか?
例えば
「あなたって時々貧乏ゆすりをするよね!」
とか
「あなたっていつも眉間にシワがよっているよね。」
「あなたって猫背だよね。」
なんて言われるとドキッとする。そして、自分では分からなかったけど周囲の人はそういう目で見ていたのかな・・・と、とても気になります。
さらに、それを修正しよう、直そうとして関心を持ち始めます。
冒頭のコピーはこんな人間心理をついたキャッチコピーパターンです。