2014年1月1週号

■今月の社会科学

『権力システムが法を支配する国』

日本の法律は権力者が自分たちの都合の良い解釈ができるよう、意図的に曖昧な表現が使われている。
それと重要なことは、憲法にうたわれた理念が、日本のシステムで指針の役割を果たしていないことです。憲法には、選挙された政治家がキャリア官僚にまさる権限を有していると明記されている。ところが日本の権力システムは、非公式なもの、すなわち慣習や不文律のうえに成り立っている。
法律が中立的な規則であるため、法的枠組みを逸脱した、日本の非公式な政治秩序にとって脅威となる。そこで日本の官僚たちは、法律に支配されるのではなく、みずからがそれを支配することにした。
独り歩きをする日本の権力システムに対して、異議を唱え、改革を加えようとする者を阻止する仕組みがある。これによって、過去に何人の政治家が政治生命を抹殺されたか、改革を志す政治家が将来何人あらわれようと、現体制はそれを拒否するということです。 裁判官もまた体制に大きく依存している。最高裁事務総局に気に入られるような判決を下さなければ地方に左遷されかねないことを考えている。戦前、戦後を通じて日本の裁判官たちは、法務省のトップクラスの検察官を恐れてきた。これが、99.9%という日本の検察の有罪判決率を可能にした。
この数字は、事実上、検察が裁判官の役割を果たしていることになる。
山県有朋に続き民主主義の恐るべき敵として平沼騏一郎がいる。平沼は検察の政治家に対する扱い方を確立した。平沼は嫌う議員を議員の座から降ろしたり、自分が出世するのに官僚を利用した。
平沼のやり方を倣ったのが馬場義続[元検事総長]である。彼は自民党の河野一郎に恩を着せ、彼を操ることで政治的な影響力を増した。
自民党が長い間存続できた理由のひとつは、同党が従来の日本の政治システムの維持に寄与してきたためです。自民党の「保守的な姿勢」の恩恵を受ける検察は、有力な政治家たちが政治資金や選挙などでたとえ重大な法律違反をしても、ことさらに騒ぎ立てはしなかった。官僚出身の政治家が司法関係者に邪魔される心配はまずなかった。
日本の検察を当事者とする、証拠改ざん、でっちあげ、冤罪は日本の従来のやり方に人々が異議を唱えるきっかけを与えればと思います。マスメディアと検察が繰り広げる「人物破壊」が少しでも減ることを期待しています。

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『長所100個』

以前、朝日新聞に右の写真の記事が掲載されていました。 茨城県に住む25歳の女性の方の投稿ですが、自分に自信がないと言う彼のために彼女は彼の良いところを探してあげたのだそうです。

するとすぐに100個以上見つかったというのです。
その彼の良いところを10個くらいずつ毎月ハガキに書いて彼に送っているとのこと。
良い彼女ですね。きっと、彼は自信がつくでしょう。

知人は長期入院中に奥さんに知人の長所をノートに書いてもらったそうです。そのノートに知人は今までの人生の出来事、上手く行ったこと、失敗したこと、楽しかったこと、悔しかったこと、自分のやりたいこと、そして自分の長所や短所を書き綴りました。すると、自分のやりたいことや、自分に向いていることや自分の長所が結構、ハッキリすることに気が付きました。

足の早い人はそれを活かした方が上手くいきやすい。
持久力のある人はそれを活かした方が欲しい結果を手に入れやすい。
瞬発力のある人はそれを活かした方が世の為になる。
手先の器用な人はそれを活かしたほうが人に喜ばれる。
文章の上手な人はそれを活かした方が人の役に立つ。
計算の得意な人はそれを活かした方が毎日楽しい。
絵を描くのが上手な人はそれを活かした方が人生が充実する。
人にはそれぞれ得意や長所があります。

仕事や人生で案外、難しいのが「自分は何が得意?」「自分の長所は何?」が分からないということ。でも、それはもしかしたら分からないんじゃなくて、今まで考えていなかっただけかもしれないですね。自分で自分の良いところを100個書いてみる、自分の良いところを家族や友だちに教えてもらう。そして、それを素直に自分の中に受け入れる。すると自分が得意なこと、長所がだんだん分かってきます。それを商売や仕事にしたいのであれば、あとは「どうやってその得意や長所を活かせば人に喜んでもらえるか」を考えればいいだけのこと。

さて、あなたは自分の長所を100個書くことができますか?

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2014年.1月2週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『5デシベルの差』

心理学者ジャネットロビンの実験にこんな実験がある。
2人の男性の会話を録音して、その音声を被験者に聞かせる。
その際に音量を70デシベルと75デシベルで聞かせた。
すると被験者は75デシベルの音量の方が論理的で説得力があると答えた。
ちなみに70デシベルと75デシベルの差5デシベルという音量差は人間の耳ではほとんど区別できないらしい。

さらに心理学者Yローズの実験によると68デシベル以下の小声で話す人は、相手に内気で臆病であるというイメージを与えるとのこと。

今度、初対面の人に会ったら大きな声でこう言ってみては「私は内気で消極的なんです」
きっとあなたの言葉は信用されないと思う。逆も真なり。

あなたがどんなに一生懸命にお客さんに説明しても、その声が小さければ論理的ではない、説得力がないと思われて、臆病な印象を与えてしまう。

仕事でも私生活でも少しだけ相手と話すときに元気よく話すことを意識するだけで、相手が抱くあなたへの印象はがらっと変わる。

どんなに立派で高度で難しい話をしても、それが小声であれば印象は良くない。
たとえ簡単なことで、たとえつまらない話しであっても少し声を張ればそれは前向きで。陽気で、積極的だと人の心は感じてしまう。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2014年.1月3週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『説得方法』

『最も良い説得方法の一つは相手に気に入られることである』
「外交談判法」を著したフランソワー・ド・カリエールの言葉。

さて、あなたはお客さんに気に入られるタイプですか。
相手とラポールを築くことを考えてみてはいかがでしょうか。ラポールとは相手が心を開いている状態、信頼感や安心感のある打ち解けた状態のことです。

コミュニケーション相手が心を開くかどうかは意識で決めるわけでなく、それは無意識で決まります。
「この人はなんとなくいいな」「なんとなくこの人とは合いそうだ」「なんとなく波長が合うかも」という感覚。これは無意識に構築されます。

ラポールを形成するテクニック
@ミラーリング  相手の見た目、姿勢や身振り、身体の動きを合わせる方法。
Aページング   相手の声の大きさ、速さ、トーン、テンポ、明るさ、熱意、感情に合わせる。
Bバックトラッキング  オウム返し
           相手の会話の直前の語尾を繰り返す、会話のキーワードを使って返す
           会話を要約して返す
こういったことを行うと、相手は無意識にあなたに対して「この人はなんとなくいいな」
「なんとなくこの人とは合いそうだ」と感じます。

世の中には「もっと私を大事に扱って」という人と「もっとあなたを大事に扱いたい」という人のどちらが多いか。もちろん、圧倒的に前者が多い。しかし、その思いを満たしてもらっている人は少ない。だから、3つのテクニックを使いながら、相手の話を真剣に聞くと相手の自己重要感が満たされ、ラポールが形成されます。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2014年.1月4週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

反応の良いキャッチコピーを書くためのコツはお手本となるコピーをマネして、自社に応用することです。今回は雑誌、新聞、サイトや書籍タイトル等で見つけたお手本となるキャッチコピーを紹介させて頂きますので、あなたの会社やお店でのコピー作りの参考として下さい。

■『コレが噂の○○』

いったいどこで「噂」になっているのか分かりませんが「噂の・・」と書かれていると興味が湧きます。

同様に「好評の・・」「話題の・・・」と書いてあると、これも「どこで好評なのか?話題なのか?」は分かりませんが読み手の興味を引きつけることができます。
下記に例文を書きますので比較してみてください。

「新開発の洗顔せっけん」
コレが噂の洗顔せっけん

「熟年夫婦向け・ヨーロッパツアー」
熟年夫婦に好評のヨーロッパツアー

「関節痛ならグルコサミン」
関節痛で長年悩んでいた人に口コミで話題のグルコサミン

それぞれ同じ商品をPRしていますが、受ける印象は大きく変わることが分かると思います。
「噂の・・」「好評の・・」「話題の・・」といった修飾語は使い方次第でそのコピーの訴求力を大きくアップさせてくれる使い勝手の良い言葉です。