2014年2月1週号

■今月の社会科学

『日本の刑事司法の問題=冤罪を生む温床』

陪審員制度・・・プロの裁判官の裁判を市民が根本的に批判して否定する発想から生まれたもの。
陪審員制度は裁判官を排除した制度です。被告人は裁判官による裁判を受けるか、陪審員による裁判を受けるかを決める選択権がある。それは被告人からみた人権尊重の延長線上にでてきた制度です。被告人に選択権がない裁判員制度とは決定的に違う。その他に、検察側に控訴権がなく一審で裁判が確定する、評決は多数決ではなく全員一致となっている。
国連の自由権規約委員会は日本政府に対して、刑事司法の人権にかかわる問題で、代用監獄制度の廃止、証拠開示の保障、「無罪推定の原則」の再確認と徹底、弁護人の同席を含む取調べの可視化、起訴便宜主義の問題点と改善、起訴前保釈制度や被疑者国選弁護人制度の導入、死刑制度の廃止などを強く勧告しています。
裁判員制度を導入した最大の狙いは、国民を刑事裁判における処罰作用・制裁行為という強権的統治に強制的に参加させて、治安の維持を一般国民にも持たせようとしている。また、「国民保護計画」と同じく、戦争国家・警察国家への道をひたすら歩み始めている、国民総動員のための重要な道具の一つとして機能する可能性があります。
メディアが過剰・偏向報道を繰り返し、被害者参加制度も加わって裁判員裁判が情緒に支配された「魔女狩り裁判」「刑事裁判のワイドショー化」となる危険が大きい。
「判検交流」とは裁判官と検察官が人事交流で裁判所と法務省・検察庁の間を行き来している。
「小沢問題」でのマスコミの報道は、検察の根拠なきリークと捏造された「事実」が次々に報道され、その異常さは尋常ではなかった。「小沢問題」の本質は権力の暴走とメディアの加担による「政治的謀略」である。いまの日本における最大の問題は、権力犯罪の発生、すなわち公権力が恣意的に濫用されたときにそれを裁くシステムが存在していないこと、権力の暴走を監視・批判するはずのメディアがその役割を放棄していま起きている出来事の本質・真相を伝えないことです。
いまの日本は、本当に民主主義国家なのか、また真の独立国家といえるのかが問われています。
一人でも多くの人たちがメディアの発する情報を主体的かつ批判的に読み解く能力を身につけることで現在の思考停止状態から脱して、いまの日本が陥っている民主主義の危機と検察ファシズムから目をそむけずに直視することです。

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『早朝マーケティング』

「ピンポーン!」玄関のチャイムが鳴ります。時計を見ると朝の6時30分。地区の方から連絡書類が回ってきました。出勤前に立ち寄ってくれたそうです。
「ピンポーン!」再び玄関のチャイムが鳴ります。近所の人が野菜を持ってきてくれました。
田舎の朝は本当に早い。6時30分を過ぎると当たり前のように家のチャイムが鳴るのは珍しくありません。

「今日はちょっと早めに来すぎたかな。」
そう思って8時過ぎに地元のスポーツクラブに行くとたいてい5、6人の人が入り口でウロウロしています。地元のスキー場にも8時に行くと駐車場にはもう常連さんが来ていて、ストレッチをしています。

都市圏では理容室、美容室は大抵10時以降の開店ですよね。ところがある地域では朝の8時前には美容室が開いています。その美容室によると「早朝からお客さんは来るの?」かと普通は思いますが「その時間は予約が一杯で、混むんです。」とのこと。

以前、「戦略経営者」(TKC発行)に「時間マーケティング」という特集記事が組まれていましたが、その中にも早朝営業を始めた世田谷区の美容室が紹介されていました。

そのお店は競合美容室がだいたい10時頃にオープンするため早朝が空白の時間帯であることに目をつけて、朝の6時30分から開店することにしたのだそうです。実際にオープンすると予想以上に来店予約が増え、夜勤明けの看護士さんや夜は飲み会の予定がある女性、子どもが幼稚園から帰ってくる前にパーマをかけたいといったお母さんの需要の発掘に成功し、今では月商の2割を占めるようになったとのこと。

このように時間をずらした集客って大手やチェーン店ではなかなか実行できませんが、中小個人経営の会社やお店ならすぐに実行できます。早起きが苦にならない人は朝時間ビジネスを考えてみては!

138

◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2014年.2月2週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『宝くじ当選者の共通項』

仕事場でラジオを聴いていたら宝くじの当選者の共通項についての話をしていました。
宝くじに当たる人の共通項は・・・。
「宝くじを買っているということ!」なのだそうな。
まあ、まあ、まあ、それはそうですね。買わなきゃ当たらない。
そう言えば以前読んだ本に次のようなことが書かれていたのを思い出しました。
「あなたもきっと当選者になれる」という宝くじ販売用のコピーの文言をちょっと変えたら売上げが大幅に伸びたのだそうですが、どんなコピーに変えたと思いますか?

それは・・・。 『あなたはすでに当選者かもしれない。』
このコピーに変えたら大幅に売上げ(宝くじ購入者)が増えたとのこと。
(参照:「相手を思いのままに心理操作できる」 デヴィット・リーバーマン著 三笠書房)

人は得や快を求めて動くか、あるいは損や苦を避けるために動く生き物ですが、後者の方が行動エネルギーが大きくなります。「幸せになりたいなあ」「あれが手に入るといいな」「健康でいたいな」と思う人は多いのですが、実際に今すぐに具体的に行動する人は少ない。
一方、人は「不幸になってしまう」「それを失う」「損をする」「リスクがある」という恐れのあるものはすぐに行動してその損や苦を避けようとします。

前述の「あなたもきっと当選者になれる」というコピーは幸せになれるかもしれない、という得や快を求めるもの。それに対して『あなたはすでに当選者かもしれない。』は、自分が当選者になれるかもしれないのにそのチャンスや権利を逃してしまうかもしれない、という失うリスクが読み取れるから行動に至りやすいということかもしれません。こんなちょっとした言葉の違いでもお客さんの行動は変わるのですネ。

139

◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2014年.2月3週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『デキル根拠』

知人から起業相談を受けた時、たいていの場合「景気もイマイチだし難しいよ」と答えます。

そこで、「そうだね。やっぱり無理だよね。できないよね。」と答える人は起業しない方がいいと思っています。
今から振り返ると私自身が起業した時は周囲の人はほとんど反対してましたけど、その時は起業することしか考えていなかったですから。

人は情報を集めて、客観的に、冷静に判断してから「できる」とか「できない」とか決めるのではなくて、最初にできると思うかできないと思うかを無意識に判断して、その後で、できると判断した場合には「できる理由」や「できる情報」を探し、できないと判断した場合には「できない理由」と「できない情報」を客観的に、冷静に集めるのだそうです。
だから、本当にやりたいのだったら、最初に「できる!」と根拠も無く思い込むことが大切ですね。

脳科学者の茂木健一郎さんも次のようなことを言っています。
「根拠はどうでもいい。とにかく自分には自信があるんだと考える。
そうすると面白いことに自身を持っている脳の状態ができあがってしまうのです。」

結局、たいていのことはデキると自分で思うからデキる確率が上がる。
デキないと自分で思うからデキない確率が上がる。

だから、やりたければ大きな声で次のように口にしてみたほうがいいのかもしれません。
『私にはそれができる!他の誰ができなくても自分にはできる!!』

140

◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2014年.2月4週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

反応の良いキャッチコピーを書くためのコツはお手本となるコピーをマネして、自社に応用することです。今回は雑誌、新聞、サイトや書籍タイトル等で見つけたお手本となるキャッチコピーを紹介させて頂きますので、あなたの会社やお店でのコピー作りの参考として下さい。

■『カラダに効く○○の食べ方』

先日、地元の工務店の社長さんがやってきました。
話を聞いていたら毎日浴びる程ビールを飲んでいたその社長さんがなんと29日間もビールを飲んでいないとのこと。

しかも、朝は5時に起きてジョギングも始めたらしい。
顔がスッキリして身体がシャープになっていました。
最近は健康に気を使う人が多いですね。

そのためキャッチコピーでも健康によいという点を訴求するコピーも増えています。

「ビジネスマンの身体に良いランチ」
「免疫力を高める歩き方セミナー」
「がんを予防するお茶」
「カラダに効く入浴法」
「身体にストレスのかからない仕事術」
「ストレスをためないストレッチ」
「子供の身体にイイ布団」

といったように自社商品と健康を絡めたコピーも今は訴求効果が高いですね。