2014年6月1週号

■社会学

『今の日本の状況』

太平洋戦争で日本は約300万人が犠牲になりました。当時の日本には報道の自由はありませんでした。そして、マスコミは権力にべったりでした。負けいくさを勝ちいくさと報道していたこと,国内や世界情勢等、多くの国民は事実をまったく知らされていませんでした。軍部が報道規制をしてマスコミを協力させたと私は思っていました。当時の日本国民そして、現在の日本国民のほとんどもそのように思っていることでしょう。しかし、事実は逆で、日露戦争(1904)で戦争反対派の新聞は売上が落ち、賛成派の売上は上がりました。このことから満州事変(1931)以降は積極的に戦争に協力するようになりました。マスコミは「軍部の圧力に屈したのではなく、部数拡大のため自ら戦争を煽った」のです。満州事変(1931)から80年以上たちますが「マスコミが国家の宣伝機関」は続いています。
「国境なき記者団」…パリに本部を置くジャーナリストの非政府組織
2014年2月発表によると日本の「報道の自由度=言論自由度」はボツワナ、ハイチ、韓国より下位の59位です。また、日本人の「マスコミ鵜呑み度」は世界一で73%です。日本に近い国は中国が
64%、インド60%、ナイジェリア63%と、いずれも発展途上国です。先進国ではアメリカ26%
イギリス14%、カナダ、フランス、イタリア、ドイツなどは30%台です。
日本国民は自分の頭で考えず、マスコミの情報を鵜呑みにしているということは大変恐ろしいことです。マスコミの報道や解説によって世論形成されてきました。
政府等がマスコミを利用して国民を正当な理由もなく、特定の方向に誘導しようとすれば、記者クラブや公共広告などを使って、いくらでも情報操作をして世論誘導が可能です。
周りで新聞やテレビからの受け売りで話をする人が多いです。このことはイメージを植え付けられてしまった、世論誘導されてしまった、ということで大変怖いことです。
書籍やインターネット等から情報を取得して何が真実かを見極めることがとても大事なことだと思います。

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『一点突破』

滋賀県のナンバーワンビルダーは商圏を本社から車で30分圏内に絞込み、ターゲットは25〜35歳のサラリーマンに特化。新築着工件数が8年連続地域ナンバーワンで、商圏内の土地売買業のシェアは88%もあるそうです。

群馬県の家電販売店は商圏を本店から半径3〜4キロ以内を重点として、御用聞き営業に注力して固定ファンを着実に増やし、新規客が月に30件以上のペースで増えているとのこと。

また、東京の旅行代理店は障害者や高齢者にターゲットを絞ったパッケージツアーを企画・催行してリピーターを増やすことに成功しています。

商圏を広げずに、大手とは差別化をはかり、勝てる市場を探し、エリア内で1位企業になり、シェアを伸ばす・・・・まさにランチェスター経営戦略の弱者の戦略論に則った経営です。

ある人が最初に出版した時は、強者とは差別化してタイトルや内容を決めたとのこと。ビジネス部門での「経営戦略」「ランチェスター」「マーケティング」「営業」「マネジメント」といったカテゴリには強者がたくさんいる。だから、こういったカテゴリで本を出しても「勝てない」と考えたそうです。

どこなら勝てそうか?・・・そこで選んだのが「広告」というカテゴリだったそうです。このカテゴリだと有名経営者や有名コンサルタント、著名マーケッター、トップセールスマン、大手企業の管理職経験者と戦わずにすむと思ったそうです。

どの業界にも必ず強い競争相手が存在します。「オレは強い相手と戦って勝つのが好きなのだ!大きな市場で、幅広く、勝負する!」そういうタイプの方は正面からガチンコで勝負を挑めば良いでしょう。これは経営戦略で言うと強者の戦略です。でも、こちら側の経営資源や戦力が客観的に見て相手に劣っているのであれば、「戦わずして勝つ、勝ちやすきに勝つ。市場を絞って、特化する。」のも優れた経営の戦略です。これは経営戦略で言うと弱者の戦略です。もちろんどちらを選ぶからは各自が決めることですが、さて、あたなの会社やお店はどちらを選んで仕事をしているでしょうか。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2014年.6月2週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『彼女を何分待つか?』

あなたは遅刻した相手を何分くらい待ちますか?
10分くらいは待ちますか?それとも20分?
アンケート調査(セイコー株式会社調べ)によると
人が相手を待つ時間は平均で25.1分。また別の調査によると
相手が会社の上司の場合には平均して26.4分まで待つそうです。
相手が彼女の場合にはさらに長くなり平均して31.4分も待つ。
しかし!!相手が彼氏の場合には28.4分と短い。

お客様との打ち合わせに送れそうな時がありますよね。そんな時は申し訳ないという気持ちから
「もうすぐ着きます。あと10分くらいです。すみません!
と言うことがありますが、そういう場合には時間を短めに言うので、たいてい先方にはさらに遅れて到着することになります。するとクライアントは当然機嫌が悪い・・・。
仕事で遅刻しそうな時、どうしたらいいのでしょうか。すでに相手はこちらが電話を入れた段階で「待たされて」います。さらにそこから約束した時間を超過すると「ウソをつかれ」て「2度待たされる」ことになります。これでは相手は怒ります。

だから、相手の心理と平均待ち時間を考慮するとこう言った方がいいですね。
「すみません!あと25分でそちらに着きます。」

そう言ってから猛ダッシュで相手先に向かい、なんとか20分以内で到着できるようにする。
すると相手は平均待ち時間以下であなたを待つことになり、ウソもつかれていないことになります。さらに25分と言ったところを20分弱で到着すると心理学理論の比較の原理で相対的に遅刻時間は短く感じてもらえることになります。とにもかくにも万が一遅刻しても相手を待たせるのは25分以内を心がけた方がよさそうです。もちろん、彼女を待たせるなら28分以内ですね!


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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2014年.6月3週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『昔ながらの・・・』

あなたは同じ題名の本を何度か買ったことってありませんか?私はあります。しかも何度も。
同じタイトルの本が本棚に並んでいるのを見るたびに自分のボケた頭を嘆くとともにこう思います。
『私は興味を引かれて反応する言葉が同じなんだな・・。』
つまり、私が「これは面白そうだ!」と感じる「言葉」や、
反応する言葉はある程度決まっているということです。

先日もスーパーに買い物に行った際にある商品(写真参照)に興味を持ちました。商品名は『昔づくりのところてん』です。私は『昔づくりの』とか『昔ながらの』という言葉に興味を引かれることが多いようです。

今までも『昔ながらのナポリタン』『昔ながらの豆腐屋さん』という商品を買っています。

『昔ながらの中華そば』『昔ながらのシウマイ』『昔ながらのソース焼きそば』という商品もヒットしていることから推測すると、人はだれでもある程度の年令になると「昔」という言葉の中に懐かしさというか、郷愁というか、甘い思い出というか、無垢だったあの時の純粋な感情とか、やたらと無鉄砲な直進性とか、まっすぐなエネルギーとか、夢とか、希望とかを感じるのかもしれません。
ということは高齢化社会に向けて・・・。

昔ながらのコーヒー、昔づくりの男の部屋、昔ながらの散髪屋、昔づくりのプリン、昔ながらの宿、昔づくりのおにぎり、昔ながらのコッペパン、昔づくりのたくあん、昔ながらの学習塾、昔づくりのかき氷、昔ながらの居酒屋、昔づくりの椅子、昔ながらのオムライス、昔づくりのぬか漬け、昔ながらの結婚式、昔ながらのあんころ餅・・・といったネーミングやショルダーコピーはこれからもっとウケる時代になるかもしれませんね。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2014年.6月4週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

反応の良いキャッチコピーを書くためのコツはお手本となるコピーをマネして、自社に応用することです。今回は雑誌、新聞、サイトや書籍タイトル等で見つけたお手本となるキャッチコピーを紹介させて頂きますので、あなたの会社やお店でのコピー作りの参考として下さい。

■『○○が手にとるようにわかる7つのポイント』

人は情報を取り入れる時に3つのタイプに分かれます。
それは視覚型、聴覚型、体感覚型です。

冒頭のコピーには「手に取るように分かる」と書かれていますがこれは体感覚の強い人には効果的な表現となります。

「手に取るように分かり、視野が広がる」と書かれていれば体感覚型や視覚型の人に訴える表現となります。

「心地よい音楽を聞くように理解でき、手に取るように分かり、モヤモヤしていた視界が良好になります。」と書かれていれば聴覚型、体感覚型、視覚型の人に訴える表現となります。

「絹のようなサラサラな○○」・・・これは体感覚型に訴える表現です。
「小鳥のさえずりのような○○」・・・これは聴覚型に訴える表現です。
「真っ青な空のような○○」・・・これは視覚型に訴える表現です。
「真っ青な空の下、私は公園で小鳥のさえずりを聞きながら、ふ〜っと大きく深呼吸しました。」
・・・これは視覚型、聴覚型、体感覚型に訴える表現です。
一度、コピーを書いた後の編集作業では視覚型、聴覚型、体感覚型の読み手を意識しながら言葉を書き換えるとそのコピーの説得力が増します。