2015年2月1週号

■社会学

『日本のことを知らない日本国民』

ジェームズ・マディソン(米第4代大統領1809〜1817)
「情報が行き渡っていない、あるいは入手する手段のない『人民の政府』なる存在は笑劇か悲劇の序章か、あるいはその両方以外のなにものでもない。知識は無知を永遠に支配する。だから、自ら統治者となろうとする人々は、知識が与える力で自らを武装しなければならない」主権者であろうとするためには、情報を入手して自らを鍛える必要がある。 『国民の知る権利』(1953)ハロルド・クロスの研究成果で民主主義が機能するために必要不可欠なものとして位置づけられている。国民が自国の情報をきちんと知ることによって、より良い政治の実現のための活動が可能になる。日本では隠す・捨てる・黒塗り→無責任体制
日本の真実は海外の公文書や書籍等からでてくる
『天皇メッセージ』
米公文書から判明
昭和天皇が1947年9月に米軍の日本駐留継続の「希望」をアメリカに依頼した。その内容は
1.アメリカが沖縄を始め琉球諸島を軍事占領し続けることを希望している。天皇によると、アメリカの利益になるし、日本を守ることにもなる。
2.アメリカによる沖縄(と要請があり次第他の諸島)の軍事占領は日本に主権を残存させた形で
長期の25年から50年ないしそれ以上の貸与をするという擬制(フィクション)の上になされるべきである。天皇によればこの占領方式は、アメリカが琉球列島に恒久的意図を持たないことを日本国民に納得させることになるだろう…
3.上記1は米国と日本の2国間条約がよい。
日本の主権から沖縄を切り離し、アメリカの軍事占領にまかせるという、後のサンフランシスコ条約・日米安保条約を柱とする戦後日本の原像がここにあります。
サンフランシスコ条約は日米安保条約とセットであった。安保条約はアメリカが望めば日本のどこにでも基地を置くことができ、日本国内の問題に米軍が出動できるという、内乱条項までありました。「主権回復」ではなく、従属の始まりです。
その結果1951年の安保条約は「ダレスの最大の獲得目標であった「望むだけの軍隊を望む場所に望む期間だけ駐留させる権利」を文字通り米側に“保障”した条約」として結ばれた。
敗戦後70年を経ても日本が独立国になれない、アメリカの植民地たる所以はここから始まっています。それに続く『砂川裁判』(1959.3.30)「米軍駐留は憲法違反」とした伊達判決を時の最高裁長官田中耕太郎がアメリカから指示と誘導を受けながら、在日米軍の権利を全面的に肯定する判決をだしてしまった(1959.12.16砂川事件最高裁判決)。その判決の影響で治外法権の状態が確定してしまった。日本国民は政府から人権侵害を受けた時に抵抗する手段がなくなってしまった。
「司法による人権保障の可能性を閉ざす障害とも、また行政権力の絶対化をまねく要因となる」「司法審査権の全面否定」
憲法81条…最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である
重要な問題について絶対に憲法判断をしない現在の最高裁そのものが憲法に違反した存在であることが、だれの眼にもあきらかだと思います。
日米地位協定…日本における米軍の強大な権益についての取り決め
       日本における米軍と米兵は占領期と同じく、日本の法律に拘束されず自由に行動することができる。日本の国内法は一切適用されない

自民党はCIAによって結党されたアメリカの傀儡政党
「アジアでの対共産主義のとりで」として「米国を支持する政党に資金援助したものだ」その期間は1950年〜1969年頃まで、1ドル(360円)の時代に数百万ドルを自民党に援助したと、アレクシス・ジョンソン(駐日米大使1966〜1969)やその他アメリカの高官の証言で明らかになった。
自民党をアメリカの傀儡政権にすることに成功した。1993年と2009年の僅かな期間だけ政権交代をしたが、巨大な利権構造(官僚、財界、メディア)をもつ政党に勝つことは至難の業に感じます。
上記に記述した「天皇メッセージ」「砂川裁判」「日米地位協定」等の国民に隠ぺいされている密約により敗戦後70年たつ、現在日本で起きている様々な問題の底流となっています。

国民の生命と財産守らない日本政府
同じ敗戦国のドイツでは米軍基地周辺といえども、米軍機に飛行禁止区域や低空飛行禁止のドイツ国内法が適用される。また、イタリアでは、駐留米軍が軍事訓練等を行う時は必ずイタリア政府の許可を受けなければならない。すべての米軍基地はイタリアの管理のもとにおかれ、行動のすべてを事前通告し、事故の発生をイタリア政府に通告することになっている。
日本では、基地周辺だけでなく日本全国どこでも事実上の飛行訓練や軍事演習を行っています。
フィリピンは民衆革命により1992年までに米軍基地を完全撤退させました。
米軍はなぜイラクから戦後8年で完全撤退したのか
イラクが2008年11月にアメリカと結んだ協定で3年後の2011年末までに米軍が完全撤退すると定めたからです。アメリカから激しい圧力があったが、イラクはそうした圧力に屈しませんでした。
イラク政府はアメリカと協定を結ぶ前に日本を訪れ日米地位協定について熱心に研究しました。日本を反面教師としてアメリカとの交渉に見事役立てました。今度は日本政府がイラクへ行って、米軍の撤退について勉強をしたほうがいいのではないかと思います。
私たち日本人が常識としている世界観や国際政治の枠組みが、いかに歪んだものかわかります。
米軍基地問題をきっかけに憲法が機能停止状態です、「アメリカの意向」をバックにした官僚たちが平然と憲法違反を繰り返しています。憲法とは、主権者である国民から政府への命令、官僚を縛るものです。それが全く機能してません。
「『法律が憲法に違反できる』というような法律は、いまはどんな独裁国家にも存在しない」と水島朝穂氏
(早大教授)は言います。現在の日本の法体系はナチスや将軍様よりもひどい。法律どころか、「官僚が自分たちでつくった省令や行政指導」でさえ、憲法に違反できる状態になっている。その例として、
2011年8月、福島原発から45q離れたゴルフ場が放射能の除染を求めて東電を訴えた時のこと、
この裁判で東電側の弁護士は驚愕の主張をした「原発の敷地から外に出た放射性物質は東電の所有物ではない「無主物」である。東電にゴルフ場の除染義務はない」 この弁護士はバカなのか
東京地裁は「所有物でないから除染義務はない」という主張は採用しなかったが、「除染方法や廃棄物処理のあり方が確立していない」とわけのわからない理由をあげ東電に除染義務はないとした。
どう考えてもおかしな判決がでるときは、必ず裏に隠されているものがあります。 日本には汚染を防止する法律があるのに、放射性物質はその適用除外となっています。 環境基本法13条「放射性物質による各種汚染については原子力基本法その他の法律で定める」としながら、実はなにも定めていないのです。
「放射性物質の放出に違法性はないと認識しております」 環境省の官僚発言
いくらゴルフ場を汚しても、法的には汚染じゃないから除染も賠償もする義務がないのです。家や畑や海
大気も同じです。

一体いつになったら、国民のことを守る国になるのでしょうか

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2015年.2月2週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『ピークエンドの法則』

先日、ある人は後悔をしました。先輩宅へ遊びに行った時のこと。食事もご馳走になり、会話も弾み、なごやかで楽しい時間が過ぎました。一晩、泊めて頂いた翌朝、先輩の奥さんが「田中さん、また来てね!」と言いながら居間のドアを開けて玄関に向かいました。会社に向かう時間だったのです。

その人は立ち上がって「お世話になりました。また来ます。」と答えました。その時、その人は玄関に向かってお見送りをしようと思ったのですが、結局、玄関には行かず居間から見送っただけでした。寝起きで玄関まで行くのがちょっとだけ面倒で、そして照れくさかったからです。玄関のドアを閉めて先輩の奥さんは会社に向かいました。そのとき、『ちゃんと玄関までお見送りをして、ありがとうと言えばよかった。』とその人は後悔したのです。もしかしたら「え〜、そんなことで後悔するの?」と思う人がいるかもしれません。

心理学にはピークエンドと呼ばれる法則があります。それは「あらゆる経験の快苦はほぼ完全にピーク時と終了時の快苦の度合いで決まる」というもの。どんなことでもその経験のピーク時と最後のあたりの記憶が、その経験の快苦を決定してしまうということです。だから、仕事であっても交渉の真っ最中も大切だけど、最後の最後の別れ際での振舞いや言動もかなり重要である、ということになります。

先輩宅での食事も会話もとても楽しかった。(=経験のピーク時)
もちろんそのままで楽しい経験なのだけれど、それだけだとフツーの人でもできる。その人は最後の最後の別れ際(=経験の終了時)までちゃんと快を残したかった。だから、『玄関までお見送りして、ありがとうと言えばよかった。』と後悔したのです。

あるお店の店員さんの接客態度はバツグンに印象がいい。それは、買い物をした後もお客様の姿が完全に見えなくなるまで道に出て手を振ってお見送りしてくれるから。だから!他の店員とは圧倒的に好印象の度合いが違う・・。「経験のピーク時」にちゃんとした振舞いや言動が出来るのはフツーです。誰でもできます。それに加えて「経験の終了時」までちゃんと手を抜かないように心がけたいものです。


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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2015年.2月3週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『フツーの人』

20代の頃、資産を1億円以上持っている人と食事をしました。
多少、風呂敷を広げるところはありましたがフツーのおじさんでした。
20代後半に、有名な宗教団体の教祖様とお仕事をしました。
全然、寝ない人でしたが打ち合わせではフツーのおじさんでした。
30代の後半に、上場企業の社長さんと食事をしました。
場所は豪華でしたけれど、フツーのニコニコしたおじさんでした。
40代前半に、カリスマコンサルタントとビールを飲みました。
緊張したけれど、フツーのやさしいおじさんでした。
数年前に、カリスマ講師と食事をして、飲みに行きました。よくしゃべるフツーの楽しいおじさんでした。

これらの人々は世間一般からは「スゴい!!」と言われる人たちです。だけど、みんなフツーの人でした。偉業を成し遂げるとか、偉大な功績を残す人って図抜けた才能と能力と魅力があると思うけれど、案外そうでもないのかもしれません。(私の感性が足りないからなのかもしれませんが。)

きっと、「スゴい!!」と言われる人たちも普段はフツーなのだと思います。フツーに朝起きて、フツーに飯食って、フツーに用便を足して、フツーに歯を磨いて、フツーに会社に行き、フツーに喜んで、フツーに悲しんで、フツーに疲れて、フツーに寝るんだと思います。あのレディ・ガガだって来日したときにこう言っていました。
『私って平凡な女の子なのよ』

フツーだから、悩んで、努力して、失敗しても前に進もうとするのかもしれません。 フツーなのだから、人より何倍も頑張らないといけない・・。
「オレってフツーだなあ。なんて平凡なんだろう。」
って思うから人より頑張る。フツー
だからこそ、これからの可能性が大きいのかもしれません。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2015年.2月4週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

反応の良いキャッチコピーを書くためのコツはお手本となるコピーをマネして、自社に応用することです。今回は雑誌、新聞、サイトや書籍タイトル等で見つけたお手本となるキャッチコピーを紹介させて頂きますので、あなたの会社やお店でのコピー作りの参考として下さい。

■『24時間オープンの○○です。』

今時、24時間営業のお店など珍しくはありませんね。
でも、あなたの会社やお店のホームページやブログ、
フェイスブックページに下記のようにひと言
「24時間受付中」といった言葉を書いておくと反応が良くなります。

例えば
「24時間FAXで受付中です。」
「こちらのフォームから24時間お申込頂けます。」
「お問い合わせは24時間受け付けています。お気軽に!」

と書いておくと、夜半にホームページ等を見た人が
「今日はもう遅いし、明日もう少し考えてみようかな。」
といった気持ちになることを防ぐことができます。

人は覚えたことを20分後に42%、1時間後に56%、1日後には74%のことを忘れるという
実験結果があります。だから、あなたの会社やお店のサイト等を見た人も明日になるともう忘れてしまうのです。

24時間FAXを受け付けたり、サイト上のフォームから申込受付をできることは当たり前のことなのですが、それでも「24時間OKです。」「24時間受付中です。」と書いてあると、「今」申し込む理由や問い合わせるきっかけが生まれるのです。