2015年4月1週号

■社会学

『傀儡政権』

アベノミクス
@大胆な異次元の金融政策 A機動的な財政政策 B民間投資を喚起する成長戦略 需要をどう見るかがポイントになります。景気の柱は、消費と輸出、公共投資が正しく動くが関係してきます。
@については円安になり輸出は増えると思っていた。しかし、産業界はすでに数十年前に海外進出していることが分かっていないため失敗に終わってしまった
Aこれは公共投資のこと。新しいことは何もしないで、行ったのは古い形の公共事業のため、失敗に終わった。
B国民の消費のこと。2年を経過しても何もできていない。消費税を上げる間違いをした。庶民は消費ではなく貯蓄にまわすことを考える。
アベノミクスは日銀が金融緩和をしただけで、何もよいことは起こらなかった。既得権益体制の自民党が大胆な改革などできるわけがありません。実質賃金は2015年3月時点で19か月連続マイナスの状況です。
安倍政権は、成長戦略として「カジノ法案」を掲げているが、「カジノ法」で喜ぶのはフジテレビと三井不動産、鹿島の3社です。
特定秘密保護法
国民に知られたくない実態を隠すことです。例えば、原発再稼働について、メディアも同罪です。
再稼働が決定であるかのようにして、国民を参加させないようにしています。「原発再稼働に賛成する地元の声」といっても、知事と市長の2人だけの意向です。これが地元の声ということになっている。
外国特派員協会が、安倍内閣の「特定秘密保護法」の閣議決定について「撤回か大幅改定」を勧告しました。これは極めて異例です。「特定秘密保護法」は「民主主義と言論の自由を侵す」からです。
このことを知っている人はほとんどいません。これほど大事なことを隠しているのが日本のメディアです。
元外務省官僚によると、自分の政策が間違っていることを知られたくないということで、情報を秘密にするそうです。政府(自民党)も政策が間違っていることを国民に知られたくないため隠します。
TPP(日本の諸制度を強制的に変更させる方法)
安倍首相はTPP参加を2013年2月に表明しました。TPPに参加するメリットよりはデメリットのほうが多いとされています。
TPP参加のデメリットは3分野(農業、医療、保健)が破壊されることである。
最大の問題点はISD条項(投資家対国家間の紛争解決条項)により、国の主権が侵されることです。
「特定の国の法律、裁判、行政により、経済的利益が侵されたら、それを補償しなければならない」どういうことかというと、海外の多国籍企業が日本の諸制度が原因で、期待した利益が得られないと判断した時、世界銀行参加の裁定機関に提訴し、裁定機関の決定が強制力を持つという仕組みである。
ISD条項を活用して、日本の諸制度を強制的に変更させることができる。
アメリカは日本の個人金融資産を標的として350兆円の郵政マネー強奪を目論んだ。これに従ったのが小泉元首相である。そして、竹中を金融相に就任させて、三井住友銀行を米国資本の支配下に組み込んだ。また、米国への郵政マネー提供、郵政株式の放出、郵政保有不動産を活用するビジネスで米国を中心とする特定資本に利益を提供した(疑い)がある。日本郵政は日本全国の郵便局窓口を通じて米国アフラック生命の商品を販売させられている。
日本の公的医療保険制度は、いつでもどこでも誰でも、十分な医療を受けることを保証する制度である。
最大の特徴は貧富の格差が排除されている点である。米国は日本の皆保険制度を破壊しようとしている。
その過程として、混合診療の拡大である。これは、保険診療と保険適用外診療とを併存させる制度である。

現行制度では「高額療養費制度」がある。この制度は普通の所得なら月額負担8万円が上限である。
混合診療を導入すると、先端医療を受ける際に保険がきく医療を併用できる。現行制度における、先端医療を受ける際の医療費全額自己負担より有利な制度に見える。ところが、混合診療では患者の費用負担が法外に拡大する。一部の医療行為が保険適用となっても、自己負担分の費用が突出して拡大する。自己資金で賄うことは不可能である。自己負担部分を賄うには、民間の医療保険に加入するしかない。これを専門にしているのが外資の保険会社である。
政府は高額療養費制度を撤廃したい。混合診療を導入して、高額療養費の公費助成をなくす。また、混合診療を導入して保健医療適用診療を縮小する。病気になっても公的医療だけでは十分な医療を受けられなくなる。十分な医療を受けるには外資の高額な医療保険に加入しなければならなくなる。これが混合診療の狙いである。
医療に明確な貧富の格差が導入される。金持ちは高額医療保険で十分な医療を受けられるが、一般国民は質の低い公的医療しか受けられなくなる。
 農業においては、日本の高品質で安全な農作物に対する世界の需要は極めて強い。しかし、すべての日本の農業が国際価格競争力があるわけではない。強欲な内外資本は、日本農業の儲かるところだけを収奪しようとしている。
巨大資本は種子の支配を重要な戦略に置いている。種子を支配し、農業を支配する。その種子の大半が遺伝子組み換え種子なのである。
農業は経済効率だけを追求するものではなく、多面的で重要な機能を担っている。そこで生産されたものは環境に優しく、人の健康にも優しく、美味しいということが消費者に理解される。値段が高いのでなくその値段が当然だという国民の理解が広がる。
 見かけの価格さえ安ければ、それですべての問題が解決されるという、短絡的な思考を排除し、農業の持つ多面的な価値や機能を重視した発想を持たなければならないのに、日本がTPPに参加すると、日本の農業は破壊されることは明らかです。
TPPのISD条項があることで、外国企業が日本に投資、あるいは取引した際、日本政府が「生命や健康に不安を与える」「労働者にマイナスを与える」などの理由で、外国企業の活動を制限すれば、巨額の賠償金を請求されます。ISD条項の仲裁裁判の決定は、国会決議や最高裁の判決の上位にあります。
TPPは国家主権を著しく損なう協定です。
安倍首相が「戦後レジームからの脱却」と言っていますが、「脱却」と言いながら実は戦後レジームを守ろうとしている。戦後レジームの本質は対米従属にある。「脱却」するのであれば、アメリカとの関係を見直す必要があります。しかし、集団的自衛権の容認を筆頭にレジームの維持をしている。「脱却」とは正反対のことをしています。
「独立国になる」「日本を良くしよう」「国民が安心して暮らせる国にしよう」等のことは全く思っていません。明治以降の政財界の有力者が在日朝鮮集落の出身のため日本のことは考えていないのか、よくわかりませんが(参考 山口県田布施町の出身/大室寅之祐(明治天皇)、伊藤博文、木戸幸一、国光五郎、難波作之助、松岡洋右、岸信介、佐藤栄作、安倍源基、安倍晋太郎周辺の出身/宮本顕治、鮎川義介[日産]、久原房之助[日立]  鹿児島県田布施町出身/小泉純也、東郷茂徳)明治天皇や初代首相を輩出した、この田布施町が自民党の原点となっているようです。自民党、官僚、財界それを後押しするマスコミが一体となって、表面上は国が良くなればいいなということを言っているだけで、良くなる政策は何一つしていないばかりか、逆に、私服を肥やすことだけしか考えていません。
日隅一雄氏の言葉「私たちが主権者として振る舞うために、『思慮深さ』を身につけたうえ、積極的に政治に参加していかなければ、この国は変わらず、また取り返しのつかない『何か』が必ず起こるだろう」の言葉を改めて胸に刻み日本の政治状況を主権者である国民の行動によって変える必要が生じています。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2015年.4月2週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『自分で決めてもらう』

知人のお父さんがようやく重い腰を上げて腰の手術をしました。もう何年も「痛い、痛い!」というばかりで何も行動を起こしませんでした。ある日、知人が腰痛治療で有名な病院の連絡先、地図を調べて紙に書き出して渡しました。するとお父さんは数日後に自分で隣県の病院に行って入院の準備をしてきました。

後日、病院に見舞いに行くと手術のおかげで長年の痛みが和らいだようで、お父さんはすこぶる元気。
彼が「オレの言ったとおりに来てよかっただろう。」言うとお父さんは一瞬きょとんとした顔をしました。
その時の父の表情を見て彼はこう思ったのです。
「多分、父はこの病院を自分の意思で選んで、入院を決めたと思っているんだ。」

もちろん、彼は病院の連絡先、地図を調べて紙に書き出して渡しただけです。もし、その時に父に「早くこの病院へ行け」と命令したら、頑固な父は動いていなかったかもしれません。人は「自分で決めたこと、納得したこと、決断したこと」で動きます。「他者の命令や指示」ではなかなか動かない。

「さて、あなたならこの事例をどうやって自社に応用しますか?考えてみてください。」と自分で考えてもらうようにすると反応がとても良くなります。
これも集客、広告、販促のアイデアを「自分で決めたこと、納得したこと、決断したこと、考えたこと」として受け入れるからだと思います。手取り足取り具体的に指導する、指示する、命令をするということが大切な場合がありますが、やはり、人は「自分で考えた」「自分で決めた」ことには興味を持って主体的に行動を起こします。
セールスや広告も同じですね。「コレは良い商品です。良い商品です。」と連呼するのではなく、お客さんが「コレは良い商品なのだ。」と自分で考えるように誘導することが大切です。(その際には今までの記事でも説明してきた権威効果、社会的証明、希少限定の原理、限定条件下の事実などの説得方法が有効です)
そして自分から主体的に決断、行動し、購入した場合にはお客様の満足度も高くなるのです。


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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2015年.4月3週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『こちらをご覧ください』

お客様との交渉やセールス、プレゼンの時に相手からじ〜っと見られていると緊張しませんか?あるいは会議で大勢の視線がこちらに集まっている、そんな時もドキドキしませんか?
さて、そんな時どうしたら緊張感をやわらげることができるでしょうか?

コツは相手の視線をズラすことです。じ〜っとこちらを見ている相手の視線を私からズラしてもらうんです。どうすればいいのか?
交渉やプレゼンや会議の際にこう言うのです。
「こちらをご覧ください。」

すると相手の視線が私の顔から離れて「こちら」に向きます。
例えばプロジェクターを投影しながら「こちらをご覧ください。」と言い、スクリーンを指します。
すると相手の視線はスクリーンに映し出された画面に向かいます。
もし、プロジェクターが使えない場合はどうするか?
そんな時はこう言います。
「お手元の資料の3ページ目をご覧ください。」
すると相手の視線はあなたの顔から離れて、資料に向かいます。または、こう言います。
「今日は実物をお持ちしました。こちらをご覧ください。」
すると相手の視線は差し出したモノに向かいます。

このようにすると視線が自分に集まるプレッシャーから逃れることができます。そのため交渉やセールス、プレゼンで話すときに相手の視線が気になる人は予めプロジェクターや資料を用意しておくと良いですね。そして、視線をズラして説明をしながら、落ち着きを取り戻していくと自分のペースで交渉やセールス、プレゼンを行うことができます。
このテクニックはある有名講師から聞いたテクニックです。視線が気になる方は是非お試しください。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2015年.4月4週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

反応の良いキャッチコピーを書くためのコツはお手本となるコピーをマネして、自社に応用することです。今回は雑誌、新聞、サイトや書籍タイトル等で見つけたお手本となるキャッチコピーを紹介させて頂きますので、あなたの会社やお店でのコピー作りの参考として下さい。

■『学歴がなくても○○できる人の頭の使い方』

多くの人は心でこう思っています。
「お金があれば・・。」
「資格があれば・・・」
「学歴があれば・・・」
「容姿がよければ・・・」
「店舗があれば・・・」

そして、
「お金が無いから○○できない」
「資格がないからどうせ○○できない」
「学歴がないから相手にされない」
「容姿が悪いので付き合えない」
「店舗が無いから商売ができない」
というように今の自分に無いものを挙げて目標への行動を止める理由にしています。
だから、その行動を止める理由を外してあげると読み手はそのキャッチコピーに興味を引かれます。
具体的には
「お金が無くても独立できる100の方法」
「資格が無くても採用される履歴書の書き方」
「学歴が無くても一目置かれる話し方」
「容姿が並でも異性に好かれる会話のポイント」
「店舗が無くても売上を上げる人の考え方」

といったコピーになります。