2015年10月1週号

■社会学

敗戦後70年経過してもアメリカの従属国 日本
米軍はイラクから8年で撤退、フィリピンは1987年に制定した憲法に基づき、米軍基地の完全撤去を実現させた。フィリピンはスペインに1565年からその後、アメリカに1898 年から支配されてきたが1992年外国軍基地はなくなった。
日本のように「思いやり予算」と称して、協定で決められた以上に米軍駐留経費を負担する国と、逆にフィリピンのように補償を支払わせた国とでは、アメリカの対応に大きな違いを生む。「米本土より日本に米軍を置いた方が安上がり」とアメリカ政府に言わせるような状態を断ち切ることが米軍基地を撤去させることになる。そのためにも、米軍基地はフィリピンや日本のためでなく「米軍の世界支配戦略」のためにある、ということの認識がカギになる。
1960年に締結した日米新安保条約の本質は「米国の日本基地使用協定」である。 尖閣の問題をめぐって米軍が日本を守るのか守らないのかといった議論がむしかえされるが、基本的に守らない。守るのは日本自身。米軍がしてくれるのは「核のかさ」の提供と「防衛に必要な支援」の提供。「日本防衛のための第一義的な責任、直接的な日本の通常型防衛の責任は日本にあります。われわれは直接、日本の通常型防衛に関するいかなる地上・航空戦力も持っていません。それは完全に日本の責任なのです」日本国民が昔から聞いている話とぜんぜん違う。新安保条約は1952年に発効した旧安保条約と本質は同じものです。「アメリカは日本の安全と独立を保障するいかなる条約上の義務も負っていない」と明言しています。これは、アメリカは日本と相互防衛条約を結ぶことができないからです。アメリカは1948年に上院が採択したヴァンデンバーグ決議によって、自助及び相互援助の力をもつ国でなければ、相互防衛条約を結ぶことはできないと決めている。
安保が本当の相互防衛条約だとしたら、「アメリカが日本を守る」かわりに「日本は自国内のアメリカの基地を守る」という非常にばかげた条約になってしまう。逆に「基地を無料で提供する」かわりに「日本を守ってもらう」のであれば、米軍兵士が金のために命を危険にさらす「傭兵(雇い兵)」となってしまう。
世界最強の核兵器を持つ米軍が駐留していることで日本への核先制攻撃が抑止される。ということで日本の防衛そのものに関しては基本的に日本の責任である。これが新安保条約の本質です。
相互防衛条約も結べない日本を守るために、アメリカ議会がアメリカ人を戦地に送るような決議をするはずがない。
先制攻撃ドクトリン
2002年9月にアメリカは「自国の安全に対して脅威となるいかなる政府も打倒する。一方的な権利を持っている」と宣言した。1648年のウェストファリア条約(自分が正義だと言って他国に戦争をしかけてはいけない)の理念を破壊するものだと指摘されている。
日米同盟:未来のための変革と再編 合意文書
日本は2005年10月、国会の審議もなく当時の町村外相、大野防衛庁長官がアメリカとの合意文書(意味を全く理解しないで官僚に言われるまま)にサインをしてしまった。これはアメリカの他国への一方的攻撃に日本が協力することを約束してしまった。
日本はアメリカの真の属国となり「米軍の世界戦略のコマとして戦争に投入されること」が決まった。
日本が世界中で、米軍の世界戦略と一体化して行動できるようになっている。つまり完全に憲法違反の条約です。

独立国・民主主義国日本になるためには
イラク戦争で米軍は8年で完全撤退した。また、日本より不利な状況にあったフィリピンは、色々な経緯があったが1987年に制定した憲法にそって、米軍基地を完全撤退させた。フィリピンよりさらに条件の悪いラトビア、リトアニア、エストニアの3国も独立してソ連の基地がなくなった。
フィリピンはアメリカ頼みの国のため、基地が撤去したら、「つぶされてしまう」「戦争になる」という、この世の終わりがくるような不安ががかきたてられた。それは全くの取りこし苦労だった。
バルト三国(ラトビア、リトアニア、エストアニア)はフィリピン以上にソ連からの脅威があったが国家として立派に存続している。一方、日本では敗戦後70年を経過しているのに米軍基地が有り、そして、日本の「憲法」「法律」の上位に「地位協定」や「安保条約」があります。事の原因は過去に何度となく書いてきたように、「本土の人間は知らないが沖縄の人はみんな知っていること」
@天皇メッセージ A砂川裁判 B日米地位協定 Cアメリカの傀儡政権(自民党) D自己保身しか考えない官僚 E経団連 F真実を伝えないマスコミ

日本が独立国になろうとすることを望まない政権と官僚のごまかし、それを後押しするマスコミによって、ほとんどの国民はだまされ、洗脳されてしまっている。世界中どこをみても敗戦後70年が経過しても首都に外国軍基地がある国は日本だけです。自民党も官僚も国民の安全安心な生活を全く考えていません。関心は一点強いアメリカのポチとなって、シッポを振って言うことを聞くだけです。
アメリカ人の日本の評価…結論から言うと軽蔑している。強い国の言うことは何でも聞く。本来保護すべき国民の人権は守らない。そういう人間の態度を一番嫌うのがアメリカ人です。自民党や官僚を「インテグリティがない」と言っている。インテグリティとは倫理的な原理原則がしっかりしていて強いものから言われたからといって自分の立場を変えない。自分の利益になるからといって、ウソをつかない。
日本の近現代史は明治維新から昭和そして平成になっても真っ赤なウソを国民は真実と思い込まされていること、戦後70年もの長い期間洗脳されてしまうと、思考停止になり、それに慣れてしまって、それが当り前のこととなってしまっていることに怖さを感じます。選挙では国民の人権を守ってくれるところに投票することが多いに望まれます。
日本の米軍基地を完全撤退させる方法は沖縄にきて分かったこととして、前泊博盛氏、矢部宏治氏によると憲法改正と言っています。それは現行憲法に次の1行を入れることで済むそうです。『2025年以降、外国の軍事基地、軍隊、施設は国内のいかなる場所においても禁止される』これを国会と国民投票で決議すればよいとの事。条約は憲法だけには勝てません。国民の過半数が支持した場合、反対できる国会議員がいるでしょうか。しかし、インテグリティがない自民党では絶対にできません。国民が洗脳から解けて、国民を守る政党が政権をとり、そして、現行憲法に先の条文を入れるようにすればできます。そうすることによって日本の様々な問題、例えば、原発を廃止に持っていくことが可能となります。日本政府は隠ぺい、真逆のウソを国民に信じこませながらさらに特定秘密保護法、マイナンバー法、盗聴法等の新たな法律を作り、国民の監視と管理が容易になりました。日本はTPPに参加することを決めました。参加してから不都合なことに気付いてもやめることができない。
「強いアメリカの言うことは聞いて、弱い国民の言うことは聞かない」そして「議員も官僚も一切責任をとらない」これが敗戦後70年続いています。
10代20代の若者が13年の特定秘密保護法の強行採決から今回の安保法案の強行採決にかけて、社会や政治に関心をもったことに、少し明るい希望を感じました。

218

◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2015年.10月2週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『会話のトーン』

知人は初めて会った相手と話す時にはあることに注意しています。
それは会話のトーンとスピードです。
どういうことかというと相手が高い声だと、知人もいくぶん高めの声で話すようにします。
相手が低い声だと、知人も低いトーンで返事をします。

相手が早口でポンポンポン!と話す方であれば、いつもよりテンポを早くして話します。ゆっくりと話す人であれば、ゆっくりと話すようにします。

相手が高い声でポンポンと話しているのに、こちらがボソボソと話していたら違和感がありますよね。
相手が低くヒソヒソと話している時に、こちらが甲高い大きな声で返事を返すもの変。

相手の動作を真似ることで 親近感や安心感を抱かせるミラーリングというコミュニケーションスキルがありますが、実は声のトーンとスピードも相手と同調させると同様の効果が期待できます。いわゆる波長が合う仲になるのです。こちらの言いたいことを伝えるのは波長が合ってからのこと。波長が合う前にこちらの言い分だけを会話に乗せても、相手の心には伝わりません。

以前、ベテランのクレーム担当が書いた本を読んだときにも同様のことが書かれていました。クレーム対応の基本はお客様が興奮している時には、こちらも興奮して「それは、それは、誠に申し訳ございません!!本当にたいへんなご迷惑をお掛けしてしまいました!」と相手のトーンと早さに波長を合わせて、徐々にこちらのトーンに誘導して、その後、対応策について説明するとのこと。

強制、命令、緊急事態という場合は別ですが、相手と良いコミュニケーションを取りたい、これから信頼関係を構築したいという場合にはまず最初に相手と波長を合わせることが大切。そのための具体的なスキルが相手の会話のトーンとスピードをマネることです。


219

◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2015年.10月3週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『期間限定メニュー』

某所にオープンしたパスタ料理店。ランチメニューで一人1500円くらい。田舎の飲食店にしては高い価格設定です。近くの牛丼チェーンやファミレスなら半額か1/3以下で済みますね。

先日のこと。テーブルに着くと「いらっしゃいませ〜!こちらがランチメニューとなっております。
そして、こちらがキャビアとイクラを添えた期間限定メニューです。」
と言われました。その限定メニューの価格は2500円也。

「いくらなんでもこの田舎で、この価格設定は高い。
ランチでオーダーする人はいないだろう・・・・。」
と思いました。
私はいつものランチメニューを頼んでスマホをいじっていると、隣のテーブルに一人の女性がやってきました。年齢は50代くらい。しばらくするとその女性の友だちが3人でやってきました。何かのお稽古事の帰りのようです。私の隣のテーブルは総勢4名のオバチャマたちで活気付いてきました。

お店のスタッフがお水をテーブルに運んできてこう言いました。
「いらっしゃいませ〜!こちらがランチメニューとなっております。
そして、こちらがキャビアとイクラを添えた期間限定メニューです。」
次の瞬間。私は自分の耳を疑いました。
「じゃあ、私、この期間限定メニューをちょうだい!」
「私も!」「じゃあ、私もおなじもの!」「私も同じ〜!!」

私は次の瞬間にこう思いました・・「必ず高いメニューを用意すべし。買う人はいる。」
市場には高い価格帯でも買ってくれる人がいますね。 割合は少ないかもしれないけれど、それが全体の客単価を引き上げます。

220

◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2015年.10月4週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

反応の良いキャッチコピーを書くためのコツはお手本となるコピーをマネして、自社に応用することです。今回は雑誌、新聞、サイトや書籍タイトル等で見つけたお手本となるキャッチコピーを紹介させて頂きますので、あなたの会社やお店でのコピー作りの参考として下さい。

■『子どもや家族に迷惑をかけたくない』

人は自分のために「買う」「お金を使う」という行為に多少なりとも後ろめたさを感じます。

だから、「一生懸命働いたのだからご褒美」という大義名分があると買いやすくなります。

また、自分以外の人のためにそれを買うという理由がある場合にも、購買に至る心理的抵抗は低くなります。

この買い物は自分のためではない、
「家族のため、子どものためなのだ」
という理由があると人は行動しやすいわけです。

高価な化粧品も
「いつまでもキレイなお母さんでいることはお子さんのためでもあります。」
という大義があると購買しやすい。

高価な健康食品も
「いつまでも元気でいれば家族に迷惑をかけません。」
という理由があると購買行動を起こしやすいわけです。