2016年2月1週号

■社会学

『日本が危ない』 憲法改憲(壊憲)
緊急事態条項に入る前に一言、安倍首相の国会の答弁。口汚いヤジを飛ばす、聞かれたことに答えない、はぐらかす、関係のない問題を延々としゃべり続ける等、議員そして首相をやる資質が無い人間がしていることの結果だと思いませんか。国民の代表である議員の質問に答えるのは、行政府の長である首相の責務である。そんな中で禍根を残す悪法がどんどん作られていく。タマッタもんじゃない!!

どの国の憲法にも(緊急事態条項)あるから日本にも
憲法54条:参議院の緊急集会があるので、十分対応できる。
既存の多くの法律で対処できるようになっている。例、「災害対策基本法」「警察法」「自衛隊法」「国民保護法」「武力攻撃事態法」「テロ対策法」等々、腹を壊すくらいの法律がある。
他国では「基本的人権の尊重」は不変であり「非常事態の対象が限定されている」。
2015年11月13日パリで起きた同時多発テロによりフランスでは「非常事態宣言」が発令された。これは憲法の非常事態宣言ではなく、法律(非常事態法)に基づいて発令されたものです。
現憲法および法律で十分対応できるのに、改憲をしようとしているのは「基本的人権」「民主主義」を破壊して自分たちの支配下におくことが目的です。暗黒の国になって脱日を考えないと。
諸外国では変えているから日本でも先進国では「基本的人権」「民主主義」「立憲主義」は変えてはいけないものとなっている。
ドイツは16州からなる連邦国で、連邦と州ごとに憲法と法律がある。連邦と州との権限の見直しで改正している。それとEU法との関連で改正している。ドイツでは憲法を基本法と呼んでいる。国家の違法な基本権の侵害に対して広範な保障を与えている。人権の尊重は外国人にも権利を保障している。その他にも、表現の自由、団結の自由、郵便・通信の秘密(日本では各警察署での盗聴ができるようになった)、兵役の拒否権等々と人権が保護されている。人格の自由・人身の自由、国民主権を侵そうとするものに対する抵抗権がある。新たに社会国家の原則が加えられた弱者の保護と社会正義の実現することを国家に義務づけしている。老齢者、疾病に対する給付、生活困窮者への社会扶助等である。そのため国民は誰でも国家によって、基本権を侵害された時は、連邦違憲裁判所に訴えを起こす権利を持っている。
特筆すべきは、民主主義的国家秩序を妨害したり、または排除しようとする政党を基本法によって禁止できる。
(日本国憲法がドイツ基本法と同じだったら自民党、公明党、おおさか維新等は禁止になる)
三権分立の意義は人権の保護に寄与することにある。法治国家の原則は全ての国家行為は法に拘束される。立法者は憲法への絶対服従義務と行政機関は全ての法律に拘束されるということが、ドイツの基本法でこれらは絶対に変えてはいけないものになっている。

フランスもよく憲法を改正します。「基本的人権」「国民主権」は不変です。変えるところは王制から共和制という政体を変えたためで、その主なものは「大統領選挙を間接選挙から直接選挙に変えた」こと「違憲審査を提訴できる議員の範囲を広げた」こと、そして「EU加盟に伴う」ものとなっている。

アメリカは「大統領の3選禁止」「議員の任期途中の歳費引上げの禁止等」の統治機構に関するものと、「選挙権年齢の18歳引下げ」の選挙権に関することでの改正。

カナダは「議員議席に関する」ものと、連邦国家のため「連邦と州との関係に関する」ものでの改正。

イタリアは「憲法裁判官の任期」「大統領の解散権」「知事の公選制」といった統治制度の改正。
各国の憲法改正は「基本的人権」「立憲主義」といった根本原理は変えていません。改正したことは統治機構の部分(国会・内閣・裁判所・地方自治)です。

自民党案はとても憲法と言えるようなものではありません。世界中をみても権力者がやりたい放題で国民を支配する憲法はありません。
メディアは自民党の都合に合わせて、他国の憲法改正の回数を示し、日本が異常であると印象づけている。現憲法がアメリカから押し付けられものだ。というが、天皇主権の明治憲法によって日本が破たんしたにもかかわらず、それを微修正で済ませようとしたことと、日本では世界標準の憲法を作る能力がなかった。そこで、アメリカは世界標準の憲法、国民主権に基づく民主主義の憲法を日本に提供した。
アメリカに作られたものが嫌なら自民党はアメリカによって作られた政党なので解党すべきである。

憲法の本質を削除する自民党案
現憲法11条と97条の基本的人権が削除→国体思想と天皇を利用した支配
 『君主論』(マキャヴェッリ著)によると王権が民衆の心の支配をすると、民衆は「そむく意思も力もない」状態にすることができ、権力者から見て「このような国だけが安全で幸福である」と民衆を支配できる。このため現憲法で第一章(天皇)君主条項を置くという世界の憲法の大勢に逆行する構成を取り
 天皇制の権威や影響力を利用しようとする政治的意図がみられる。
 国体とは天皇に主権があり、天皇が統治権を握る。明治憲法では天皇以外の全国民は、天皇の家来として、未来永劫に臣民として、憲法を守るように命じた。この天皇制は統治者にとってはカードのジョーカーみたいに使える便利なものである。万世一系の神聖なる天皇がこう言ったのだから正しい。従いなさい。教育勅語もそう、軍人勅諭もそう。そして、天皇が唱導した戦争なんだから、これはもう聖戦です。神風が吹いて最後は勝つんだとなる。天皇制とは、どんな間違ったことでも、一握りの人の利益の政策でも、天皇の名によって出された政策に国民が従う制度です。裁判にしても、天皇の名による裁判なのだから、これに批判は許されない。従って、天皇制は統治者にとって便利なものです。
日本は12世紀の平安時代から1867年の徳川慶喜による大政奉還までの約700年間、武家社会であった。天皇が国民に知れるようになったのは明治になってからである。
 自民党案の前文は「日本国は天皇を戴く国家である」と明記している。まさに国体思想である。
 97条基本的人権を削除しています。憲法の精神をないがしろにして、国体護持の明治憲法に戻る。
 それは日本を軍国主義、ファシズムの国にするということです。
 99条憲法尊重擁護義務:憲法が誰を拘束するかということです。現行憲法では天皇まで義務を負うようになっています。自民党案では天皇は外されています。これは為政者が憲法や法律に違反したことを天皇の名でしても、天皇は政治的、法律的責任を負わない→天皇に責任は無いということを利用して、自分たちも何をしても責任が無いことにできるため=無限の権力を得られる

自民党案はとても憲法と呼べるものではないことがお分り頂けると思います。国民に義務を課す憲法
はどこの国もありません。基本的人権を削除することは絶対にいけないこと。前述したように世界標準は憲法を改正しても「基本的人権」「国民主権」は堅守するものです。

参考:ご存じの方も多いと思いますが、「万世一系ではないこと」「日本が戦争をした理由」等(隠された真実の日本の近代史)がよく分る図書を紹介します。『天皇史の一面』益田勝実著、『裏切られた3人の天皇』鹿島昇著、『日本のいちばん醜い日』鬼塚英昭著、『遅すぎた聖断』山田朗・纐纈厚著、『昭和天皇の戦争指導』山田朗著、『現代天皇制の起源と機能』佐々木隆爾著、『昭和天皇は戦争を選んだ』増田都子著、『実録天皇記』大宅壮一著、憲法については『前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』梓澤和幸・岩上安身・澤藤統一郎著、『憲法改正の覚悟はあるか』小林節著、『安倍流改憲にNOを!』樋口陽一・山口二郎編、『憲法と民主主義の論じ方』
長谷部恭男・杉田敦著を皆さん自身のために、そして日本の将来のためにぜひ読んで下さい。

234

◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2016年.2月2週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

■『500人と深く付き合う』

「お客様が5年に1回車を買い替えるのであれば
常に500人のお客様とじっくりつき合えばいいのではないか?」
(「不景気でも儲かり続ける店がしていること」米満和彦著 同文館出版より)

あなたの会社やお店はいったい何人のお客様がいれば成り立ちますか?
1万人?5万人?それとも10万人?・・おそらくそんな数にはならないですよね。
小さな会社なら数百人、中小企業でも1千人もいれば十分なはずです。

多くの会社やお店は「多くの人に広告を訴求すれば儲かる」「多くの地域に営業を行なえば儲かる」と考えます。でも、多くの人や地域に影響を与えようと思うと一人ひとりに対しての訴求力と営業力は弱まり、フォローは手薄になり、訪問コストは増え、在庫は多くなり、社員数も営業所・店舗数もどんどん必要になります。広い地域の多くの人と薄いコミュニケーションを取るよりも、限られたエリア・客層に対して、濃くて継続的なコミュニケーションを取るほうが結果的には利益性が高まります。この考えは経営資源の少ない中小企業が採用すべきランチェスター戦略の弱者の戦略である第一法則とも合致します。

冒頭に引用したのはあるトップセールスマンのお話です。彼はカーディーラーの営業マンですがわずか500人のお客様を大切にすることによって何年もトップセールスマンとしての実績を残しています。
一年に100台の車を販売できればトップセールスマンになれる。一人のお客様は5年に一度車を買い替える。だから彼は500人のお客様との関係を深く長く濃いものにしようと考えました。そして、一人のお客様と年に6回のコミュニケーションを取るために毎日手紙や訪問、電話、ニュースレターで接触する実行計画を立て、それは日々実行したのだそうです。
彼がそれを実行するために必要な時間は一日何時間だと思いますか?・・・たった2時間だそうです。
彼はこの2時間でわずか500人のお客様をファンにしているわけです。「多くの人に広告訴求すれば」「多くの地域に営業すれば」・・これは小さな会社やお店が陥りがちなワナの一つです。
会社やお店が本当に大切にしなくてはいけないお客様はいったい何人なのでしょうか。


235

◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2016年2月3週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

赤い色のもの

少しの間、手を休めて深呼吸を2回して頂けますか?
では今から20秒間、あなたがいる部屋を見渡して
「赤い色のもの」をできるだけ多く見つけてください。よーい、スタート!

では、目を閉じて今見つけた「赤い色のもの」を口に出して言ってみて下さい。
いくつ言えましたか?

では、この文章から目を離さずに次の質問に答えてください。
「あなたが今いる部屋にある緑色のものを答えてください。」

さて、どうでしょうか?部屋にある緑色のものを答えることができたでしょうか?
おそらく多くの方は緑色のものをあまり答えることができなかったはずです。

では、周囲をもう一度見回して「緑色のもの」を探してみましょう・・結構ありますよね。

人は目で見ているはずなのに、見えていないものが多いのだそうです。先ほど赤い色のものを探すために部屋を見ました。その時に緑色のものも見ているはずなのですが、「見えていない」のです。

人は意識したものものしか見えないのだそうです。だから、漠然と「なんか良いことがないかな?」と世の中を「目で見て」いてもダメなのだそうです。以前、心理学の先生に「手に入れたいモノにちゃんと意識を集中することが大切だ」と教えて頂きました。

「赤い色のもの」を見つけようと意識するのと、
「手に入れたいモノ」を見つけようと意識するのは同じこと。
人は意識したものものしか見えない・・・日々、欲しいものを具体的に意識しているでしょうか?

236

◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2016年2月4週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

反応の良いキャッチコピーを書くためのコツはお手本となるコピーをマネして、自社に応用することです。今回は雑誌、新聞、サイトや書籍タイトル等で見つけたお手本となるキャッチコピーを紹介させて頂きますので、あなたの会社やお店でのコピー作りの参考として下さい。

■『頑張った自分に大いなるごほうびを』

これはPOPコピーの作り方が上手なことで有名な小売店店内で見つけたキャッチコピーです。

「ごほうび」という言葉が入ったキャッチコピーは今までにも何度か紹介していますが、いまだに至るところで使われていますね。

・・・ということはお客様は「ごほうび」という言葉がやはり大好きなのです。

このコピーの良いところはほとんどの業種で使えること。
『頑張った自分に大いなるごほうびはいかが? ハワイ○泊※日の旅』
『頑張った自分に大いなるごほうびはいかが? 弾むハリ肌・フェイシャルエステ』
『頑張った自分に大いなるごほうびはいかが? ハートモチーフのネックレス』
等々・・旅行、アクセサリー、化粧品、雑貨、高級品、エステ、飲食、アパレル
どんな業種、どんな商品にも使えます。

人は理由があると行動に至りやすいという心理学の実験結果がありますが、「ごほうび」という言葉は自分の購買行動に対して理由付けとなる、自分を納得させることができる、しかも大義名分となる不思議な言葉です。