2016年7月1週号

今月の社会学

2016年参議院選挙
選挙期間中、メディアは参院選をほとんど報道しなかった「争点の見えない盛り上がりに欠ける選挙」
と言っていた。このような状況を作り出しているのはメディアがきちんと報道しないからである。
それを生み出しているのは安倍政権である。
今回の参院選は、壊憲の重要な争点を隠し、メディアを抑圧して参院選を報道させず、投票率を低下を狙った。論戦で負けるのを恐れて党首討論をしなかった。また、長野選挙区、自民党候補の決起集会において、垣内基良(自民県議)は次のように発言した「先日総理が来て、選挙に負けたら長野県に対する補正予算を減らす」と総理が言った。総理の言葉が事実か、県議がねつ造したかは不明だがいずれにしても有権者を脅して、票をあつめようとしたことは大問題である。
デーブ・スペクターさんは次のように述べています。
「選挙終わってから候補や政党や支援団体のことを特番で見せられてもどうしろと言うんですか?遅いだろう!全く役に立たない。メディアが公職選挙法の改正を大優先にしないなら開票特番をやめて全部アニメでいいです。オチはありません」
脳科学者の茂木健一郎さんが次のように述べています。
「デーブさんの言うとおり。選挙後に候補や政党や支援団体のことを特番で見せるのは『チキン』でもできる。でも選挙期間中には覚悟がないとできない。それがジャーナリズム。日本のマスメディアは、チキン連合であり、ジャーナリズムではない」
著名人によるこうした批判は拡散力があります。マスコミが盾にする「公平な報道」とは詭弁に過ぎず、意見を言う覚悟のない単なる「チキン」に他なりません。
7月11日、テレビ朝日の『羽鳥慎一のモーニングショー』でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏が「3分の2を知らせなかった責任はテレビ」と発言したが「詐欺に加担して、やってから謝ったって議席は覆らない」、岩上安見氏は「池上氏、玉川氏。良心的な言動やふるまいをしても、事後では何もならない」と言っています。
テレビ東京の池上氏のインタビュー答えた安倍総理は、選挙で一度も壊憲を言わなかったのに、憲法を「前文から全てを含めて変えたい」と力をこめて言った。
自民党は壊憲を争点にしなかった。マスコミも壊憲を報じず、この選挙の争点が壊憲であるなど知らない国民がたくさんいた。壊憲に一切言及しない選挙戦を自民党が展開したのは、有権者をダマスためであり、マスコミが参院選を報じなかったのは、自民党の有権者ダマシを援助するためである。
国民投票には可決のための投票率の規定がありません。有権者の10%か20%の投票率でその過半数が賛成すれば壊憲は実現します。一度決まってしまえば、覆すことは不可能です。
国民の大半が無知、無関心のまま、日本は自民党とそれに賛同する勢力によって、壊憲され、国民主権も平和主義も基本的人権もすべて失うという戦後70年で最も危機の時代へ突入しようとしています。
自民党言論弾圧(教育に迫る危機)
「子どもたちを戦場に送るな」という発言をしている教師は、中立性を逸脱している。
自民党のホームページに設けられた「学校教育における政治的中立性についての実態調査」。
を指導、 その結果、この教諭は生徒に「誤解を与えた」と謝罪する事態になったのだという。
この発言が市教委から注意を受けなければならないのか、謝罪する必要があるのか。安倍政権は憲法改悪によって国防軍を創設しようとしており、経済的な徴兵制を視野に入れていることは事実。
ゆえに、この教諭が言っていることは「政治的中立」を害するものではなく、「不適切」ではない。
憲法96条…公務員は、憲法を尊重し擁護する義務を負う。となっている。むしろ子どもたちに社会の情勢を伝えないことこそ、教育者としてあってはならないことだ。
市教委がこういう理不尽な注意をし、この教諭は“密告”により謝罪に追い込まれてしまったのは、自民党が密告フォーム、取締体制を整えたことによる。
愕然とするのは、読売新聞はこの教諭を追求する調子で記事にしていた。
あれだけ批判が高まった自民党の密告フォームについて、読売、産経はこれまで一切触れてこなかった。こうした御用新聞は改憲や戦争を批判する教員がまるで問題であるかのような記事を垂れ流し始めた。今後、こうした空気はますます強まり、憲法を守れという教育はできなくなるだろう。

「政治的中立」を盾にメディアを抑圧し、政権に対し批判的な発言をしたキャスターを次々と降板させた状況と同じです。
自民党は政治的に中立な教師や報道など求めていない。批判的な意見を抑圧し、政権に盾つかない、あるいは政権に好意的な意見ばかりを述べる発言を増やしていきたいだけです。

自民党へ投票したということは、自民党の数えきれない悪事を良しとし、また、近代民主主義国の必要十分条件となっている要件〔国民主権、平和主義、基本的人権〕を放棄していることと同義です。
「だって公約にそんなこと書いていなかった」なんて言っても、もはや後の祭り。政権に圧力をかけられ従順な犬のようになってしまったマスコミの垂れ流す、政権に都合の良い情報だけを信じてきたことが大きな問題(間違い)です。
日本には西欧的議会制民主主義はそぐわない。それは有権者に“バランス感覚”が欠けているからである。西欧では、「一つの政党に長い間権力を与えておくと、必ず腐敗する」、だから「もう十分だ」という感覚が働いて、与野党を逆転させる。特定の政党が主導するのではない。そうした空気が自然に醸成される。日本にはそれがない。
日本の様々な問題、「日米安保」「沖縄」「原発」「憲法壊憲」等々について真実を見抜いている人々がいるが、国民の多くが自民党や官僚の欺瞞的言動にまるめこまれてしまうのか?、不思議でならない。
【過去に目を閉ざすものは、結局のところ現在についても盲目となる】ワイゼッカー元西独大統領
【歴史に終止符はない。我々ドイツ人は、特にナチス時代を知る責任がある】メルケル独首相
歴代自民党の首相と器が違いすぎると思いませんか!
世界中をみて首都に外国軍基地がある国は独立国ではない。東京に米軍基地があることを知っていますか。日本は独立国ではなく、米国の植民地です。自民党は米国の傀儡政権です。日本では明治から平成までの150年間の歴史は“隠ぺい”と“ねつ造”で塗り固められて、自国の史実を知らない不幸な国民となってしまっている。
一刻も早く思考停止状態から脱却して、「ダマされることを終わりにする」ことによって、ファシズムから民主主義国家になることができます。

254

◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2016年.7月2週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

■『雨のバカヤロー!』

一流スポーツ選手のインタビューを聞いていてよく次のように思います。 「必ずプラスの思考法で結論付ける」

例えばゴルフでスコアが伸びなかった場合でもトップ選手は
「今日は9番ホールでミスをしてしまいましたが、
あのおかげで今後の課題が分かってきました。」

といったコメントをします。

スランプに陥り、ヒットが打てなかった場合でもトップ選手は
「凡打でしたけれど、打撃の感覚は悪くないのでヒットはすぐに出ると思います。」
といったコメントをします。

試合の結果や成績は選手の能力以外の気象、タイミング、運でも変わります。どんな一流選手でもその状況は変えられません。でも、変えられることが一つあります。それはその状況にどう反応するか、ということです。

雨が降って楽しみにしていた旅行が中止になった時に「雨のせいで旅行が台無しだ。雨のバカヤロー!」
という反応をする生き方だと、人生の多くを外部の状況に左右されてしまいます。「雨」という状況は変えることはできないけれど、反応を変えて「家でのんびりできた」と対応することもできます。

「会社のせい」で「自分の人生」が「つまらなく」なった。「社会環境のせい」で「自分の仕事」が「つまらなく」なったと同じかもしれませんが、こういった生き方だと自分の人生が、外部環境要因や他人に大きく影響を受けることになるので、自分の人生を自分の責任のもとにコントロールして、切り拓くという対応ができなくなります。状況を受け入れて、それにプラスの反応するから一流になるのか、一流だから反応をコントロールできるのか。あなたはどちらだと思いますか?


255

◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2016年7月3週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

■『空白を埋める脳』

近所のスーパーにひときわ大きなショッピングカートを設置しているお店があります。カートが大きいのでそこに玉ねぎと牛乳だけをいれると空白が多くなります。すると、ついお菓子やお酒まで買ってしまう・・・ということがたまにあります。

人の脳は「空白」を嫌うのです。だから、その特徴を活かすと問題解決が楽になります。脳の場合には「空白=不明、分からない」ということになります。

何か事件や事故、災害があると私たちはその原因を求めようとしますが、
「原因が分からない」となんだか落ち着かない気がします・・・。
それは脳が「空白=不明、分からない」状態を嫌うからです。
脳はその不安定な状態を解決するために空白を埋めようとします。

ということは何か解決したい問題や実現したい目標がある場合には
意識的に脳に空白状態を作り出すと良いわけです。

具体的には自分に問うということ。
「この問題を解決する方法は何があるのだろうか?」
こういった問いを日々強く意識し、答えを空白にします。
するとその空白を埋めようとして脳は動き出します。後は自分の脳を信じて放っておけばよいわけです。しばらくするとふと手にした新聞で答えにつながるヒントを発見したり、友達と電話をしている時に言われたひと言が解決策につながったり、書店で気になった本をパラパラとめくっている時に心に引っかかる言葉を発見したりします。

「常に問題意識を持つことが問題解決には大切」「寝る前に自分に質問をしよう。朝には答えが出るから」
とも言われますが、これらは脳の特徴を考えると理にかなっているわけです。脳は空白を嫌うのです。

256

◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2016年7月4週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

反応の良いキャッチコピーを書くためのコツはお手本となるコピーをマネして、自社に応用することです。今回は雑誌、新聞、サイトや書籍タイトル等で見つけたお手本となるキャッチコピーを紹介させて頂きますので、あなたの会社やお店でのコピー作りの参考として下さい。

■『他の○○はもう使えません!』

このキャッチコピーパターンもよく使われます。
「もう他のフライパンは使えません」
「もう他の歯科医院には行けません」
「もう他の印刷会社には頼めません」

といったキャッチコピーです。

もちろんこのパターンのキャッチコピーだけで
資料請求や、問い合わせや申込が発生するわけではありません。

こういったキャッチコピーで興味を引き、そこから本文に掲載されている既存のお客さまの感想や喜びの声の紹介に誘導します。

そして、できれば感想や喜びの声は、その中に自社商品やサービスの強みや他者との違いに言及しているものを採用します。
そこで、第三者の声を通して商品やサービスの特徴を訴求してもらい、心理学のオーバーハード効果を狙います。
その後で商品やサービスの機能の紹介を行い、価格を表示し、資料請求や申し込み、あるいは来店につなげる・・・といった広告でのストーリー構成になります。

広告やホームページの文章はキャッチコピーから資料請求や、問い合わせや申込へと誘導する流れが必要です。