2016年11月1週号

今月の社会学 近代史I

愚者(おろかもの)は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

平成の日本で山積している問題は今の時代に急に起きたわけでなく、その起源は幕末から明治にかけての“明治維新”が事の端緒である。それは長州明治政府に史実が曲げられてしまったことである。
国民は明治まで、天皇というものを意識することは無かった。それ以前は武家社会だったため、住んでいるところの殿様は意識していた。天皇が国民統合の中心として意識され、国家権力に利用されたのは明治以降であって、幕末の諸藩では天皇の存在感はなく、藩主の方が存在感が強かった。
現在の歴史研究では、初代神武天皇から9代開化天皇までは実在が確認されていない「神話上の存在」となっている。今上天皇(明仁)までの125代の天皇の中には実在が疑問視されている天皇が何人もいる。空白を埋めるために何代かの天皇が創作された。また96代後醍醐天皇(1318〜1339)の時代、「宮方:南朝(吉野)」と「武家:北朝(京)」の二つの朝廷が出現し、「二人の天皇」が存在した。
『長州の天皇征伐』から引用すると、長州が捏造(ねつぞう)した明治維新による「大日本帝国」はニセ「日本国」だった。本音は反日本、嫌日本であった。そのくせ国民には情報管理を厳重に管理して秘密真相は一切漏らさず封印し、無内容の忠君愛国の扇動をし続けてきた。「国家神道」なるものも、まさに方便、国民をたぶらかすものであった。不敬罪という強迫装置を作り一切の疑義を封じ、国民を無慮無告の奴隷におとしめた。「国家神道」は天皇を絶対至上の神とする疑似一神教のお粗末なものであった。
ニセモノ神道「国家神道」で重武装され担がれた明治天皇の正体は大室寅之祐(山口県田布施出身)。
「万世一系」天皇崇拝イデオロギー生みの親は国史歪曲、人格下劣大山師、天主教密輸の平田篤胤の影響が大である、と書かれている。白村江の戦い(663年)ののち日本国ができる以前は畿内に秦王国グループがあり、九州に倭国があった。戦後、新羅王族を天皇として両国を併せて日本国と称した、秦王国は別名を「日の本」といった。そもそも日本人は日本に住んでいるうちに過去の満州や朝鮮における歴史を捨てた。倭人が外来者であったとなると、伊藤憲法が定めた現人神たる天皇もまた外来者、神道の神々も外来神となり、近隣諸民族を蛮民とみなすことに矛盾がでるので、史実をねじまげた。
益田勝実『天皇史の一面』によると、「天皇様をお作り申したのはわれわれだ」とは明治以前に生まれた長州の老人たちによく聞かされたことだったが、近代天皇制以前には、京都に天皇家はあったが、天皇の国家はなかった。
尊皇派が考えていた天皇の国家の考えは、思想的なもので、現実に京都にいる天皇という実在の人物に合わせて作られたものではなかった。彼らが求めている天皇と現実の天皇といくらか融和できるうちはよいが、その矛盾が激化すると…天皇をとりかえてしまうほかなくなる。
光明天皇とその子睦人親王は暗殺されてしまった。もちろん仕組んだのは江戸幕府ではない。岩倉具視と伊藤博文の長州藩で天皇が倒幕の障害になったからである。今日では、このことはもう公然の秘密となっている。
天皇制を悠久の昔からのものと考えることはできない。天皇制は明治以降の政治的創作である。
彼らは光明天皇を暗殺して、そのことを国民の眼からそらすために、倒幕戦につづく東北征伐という残酷な戦争をした。国民は「命あってのものだ、長いものにはまかれろ」となって何でもいうことをきいた。

明治政府によって初めて日本の開国が行われたのではない。外交も軍備も経済も外国研究も、幕府によって徐々に発達したのである。その幕府の開国政策を攘夷論者(外国を入れないこと)は誹謗し妨害した。攘夷論者は日本国と国民を危地に陥さんとした危険思想の持ち主であった。その危険人物を日本の功人のごとく宣伝することは、言うまでもなく大きな誤りであろう。彼らは口で唱えるほど忠君ではなかった。彼らは人民の幸福をいささかも考えなかった。民族の安泰を目的ともしなかった。彼らは有害無益の野心家集団であった。
彼らは、薩長藩閥政府を作ることによって、慶喜が自ら進んで放棄した権力を、天皇の名に隠れて搾取したにすぎないのである。彼らの眼中には、天皇もなく、国もなく、人民もなかった。あるものは、ただ自ら天下を取ろうとする卑劣な野心のみであった。その野心の前に、人間の生命は無益に翻弄され、犠牲にさらされ、秩序は破壊され、日本民族は危地におとしいれられたのである。
天皇を崇拝した歴史は見当たらない
藤原鎌足は中大兄皇子らと共謀して50年にわたる権力者蘇我氏を暗殺したが、鎌足の子孫は「摂政」の名を世襲して代々の天皇を自己の子や孫と同一視していた。平清盛は天皇を押し込めている。また、天皇を水中に葬っている。源頼朝は鎌倉に日本の首都を造り、天皇を全く無力たらしめている。北条氏は執権の名をもって、4人の天皇を流刑に処し、権力者となっている。足利尊氏は民心を一身にあつめ、天皇と戦って、天皇を山中に追い込んだ。幕府を室町に建てた。織田は足利将軍を追い出し、豊臣は織田を滅ぼして、天下に君臨した。徳川は全国を征服し、外国に対しては「大君」として折衝している。その間の国民はその時々の殿様を崇め(あがめ)ていた。
2000年の日本の歴史を正しく読むならば、日本人は「天皇を崇敬していた」ということは全時代を通じて見られない。天皇を「神聖不可侵」としたほうが都合がよい長州政府のデッチアゲである。伊藤博文、岩倉具視が孝明天皇を暗殺したことを隠して、国民を絶対服従させるためである。天皇を神聖不可侵としたため、歴史家は大逆罪を恐れて天皇暗殺にあえてふれなかった。国民は何らの情報も与えられず、国史学はひたすら天皇家を美化するための奴隷史学と化してしまった。
万世一系はウソ   明治天皇すりかえ
土方久元(宮内大臣、文部大臣)が明治天皇に対して「エタたちを皆島流しにしましょう」と進言したとき、天皇が「それなら朕もその島に行く」と言ったことはよく知られていることである。
山口鋭之助(学習院長、乃木の前任者)は「明治天皇は北朝孝明天皇の子(睦仁親王)ではない。山口県で生まれて維新の時京都御所に入れられたものである」と言った。 田中光顕(坂本龍馬の門下生、宮内大臣)は「明治天皇は孝明天皇の子ではない。」「薩長両藩は孝明天皇と睦仁を暗殺したうえ、山口の大室寅之祐を天皇にするという密約があった」と述べている。
睦仁親王は女のように育てられ、禁門の変(1864年7月):長州が御所を戦火に巻き込んだとき大砲の音にびっくりして気絶した、16歳でも遊戯が好きで、母親の中山慶子が「格別な子ではない」と言っていた。鳥羽伏見の戦後自ら乗馬して兵卒に号令をかけ、体も丈夫で24貫の大男、大酒のみで、相撲も強かったという明治天皇が同一人物であるとするのは不合理である。明治天皇の写真は絵をかかせたものを写真にとったという。そのわけは、睦仁は口のまわりに痘そうの痕(あと)があったからというが、睦仁は種痘したはずである。種痘したのに痘痕があるというのは不合理である。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2016年.11月2週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

■『前提と抽象語』

ある講演会でこんなことを聞きました。
「商売に役立つ話を聞いて、明日から応用してくださいね。」

これは前提と言われるテクニックです。こういう表現をすると人は
「応用する」という言葉に意識が向きますが、無意識には
これから聞く話は「商売に役立つ」ということが前提になっている話し方です。

さらに、「情熱を持って問題を打開しよう!」
などとわざと抽象語を使った言い方をすることもあります。

「毎朝7時から各自の目標を皆の前で大声で宣言して売上10%増を達成しよう」
といった具体的な言い方だと「毎朝7時」「皆の前」「大声で宣言」「10%」という具体的な部分のどこかで抵抗をする人がでてきます。もちろん、具体的な指示、命令も大切なのですが、まずモチベーションやみんなの意識を高めようとする場合には意図的に抽象的な表現を取り入れると抵抗が起きにくくなり、あなたが発するメッセージが受け入れられやすくなるのです。

また、
「私たちはどんな時でも勇気を持って困難を乗り越えてきました。私たちには無限の可能性と誰にも負けない情熱があります。だから、きっと今回も大丈夫です。」
というように「勇気」「困難」「乗り越える」「無限」「可能性」「情熱」・・・といった抽象的な言葉を聞くと人は各自が今までの人生の中でそれらを体験したときのことを思い出し、各自が自由に意味を解釈するため、納得しやすくなる言葉だと言われています。

ヒット曲の歌詞に勇気、情熱、夢、前進、望み、未来、平和、愛・・といった抽象的な言葉が多く含まれるのも同じ理由からです。時にはセールストークの際に「前提」や「抽象的な言葉」を意識して使ってその効果を実感してみてください。


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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2016年11月3週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

■『アンカリング』

田中さんは毎朝、家の外に出て深呼吸を何回か繰り返します。
深呼吸をしながら肩の力を抜き、リラックスした状態を作ります。
そして、リラックスした状態になってから右手の親指と中指の指先を
軽く押し付けあいます。

これを毎朝、繰り返しています。これは「身体がリラックスした状態」と、
「右手の親指と中指の指先を押し付けあう」という身体の行為に
条件付けをしているのです。
これをNLP心理学で「アンカリング」といいます。

学生の頃、授業で「パブロフの犬」について習ったことがあるかもしれません。
犬に餌を与えるたびにベルを鳴らします。これを繰り返すとベルを鳴らすだけで犬はよだれをたらすようになる・・・刺激にたいして身体が反応する、という条件付けを行なうことができるということですが、アンカリングの原理もそれと同じです。

・・・ということは、自分が「調子が良い」「エネルギーが満タンである」「心身ともに絶好調である」と感じた時にはその度に「特定の仕草」を行なうようにして、それを繰り返せば、体調やメンタル面が落ち込んでいるときでも、アンカリングを利用して心身を良い状態に変えることができるということです。

イチロー選手が打席に入る前に毎回同じ動作を繰り返すのもアンカリングです。
毎打席、自分のコンディションを一番良い状態に変えているわけです。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2016年11月4週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

反応の良いキャッチコピーを書くためのコツはお手本となるコピーをマネして、自社に応用することです。今回は雑誌、新聞、サイトや書籍タイトル等で見つけたお手本となるキャッチコピーを紹介させて頂きますので、あなたの会社やお店でのコピー作りの参考として下さい。

■『圧力鍋は怖い・・そんなイメージが激変!』

お客様が抱いているその商品やサービスに対するマイナスイメージや不安は
日々のお客様とのやり取りやアンケートから分かるものです。

そのマイナスイメージや不安を打ち消すパターンも
キャッチコピーではよく使われます。
例えば次のようなものです。

「○○は高価で手が出ない・・・ そう思っていませんか?」
「年齢的にもうムリ・・・ そうあきらめていませんか?」
「初心者にはむずかしい・・・そんな不安がなくなります。」
「○○は遺伝だからしょうがない・・・ そう思ってあきらめないでください。」
「○○は敷居が高くて入りづらい・・・ きっと、そんなイメージが変わります。」

このように多くのお客様が抱いているマイナスや不安イメージを
あえてキャッチコピー前半で打ち出し、それを後半で否定します。
そして、その理由をボディコピーで説明します。
さらに、その証拠として既存のお客様の声を紹介することによって、購入の促進を促す・・・。
という広告の作り方になります。

このような広告を作るためには普段からお客様の声に耳を傾けることが必要です。