2017年5月1週号

今月の社会学 近代史Z

薩長明治政府の陰謀

藩籍奉還 1869(明治2)1月
徳川幕府時代の大名の領土は、幕府の朱印によって、授与されているのみであった。幕府が権力を放棄し、消滅したので、大名は権力と領土を保持する理由を失った。薩長土肥の4藩主は「藩籍を一応返上し、その後、改めて朝廷から領土を授けられるように」と朝廷に上申した。封建廃止の主張は見られない。⇒官軍に協力した藩には新たに朝廷の名をもって領土を与える、官軍に反対した藩にはその領土を奪うというものであった。
藩が外国商から借金することを禁ずる 1870年
藩による貿易が政府によって妨害され、政府と結託した政商が貿易を牛耳った。
新貨条例 1871(明治4)5月10日
1両=1円=1ドルとした。政府は三井に円単位紙幣の発行を委託し、三井の名義で発行された。
廃藩置県 1871(明治4)7月14日
木戸孝允、井上馨、山県有朋、西郷隆盛、大久保利通、大山巌、西郷従道の7人が密会を重ねてきた秘密裡の政策であった。藩を廃止して県になることを言われたが、藩主たちは一定の収入が保証され、また藩札と外国商の借金は政府が肩代わりするというので、抵抗しなかった。
大名が存在しなくなって一番の被害を受けたのは大手両替商であった。政府は1843年以前の大名貸の借金は全額帳消しにする、というのである。大名貸のほとんどは1843年以前から繰り延べられてきたものである。破産に追い込まれる商人が続出した。
薩摩藩は1827年に533万両の借金があった。藩の年間収入14万両しかないが、利子だけで年収の4〜5倍になると言われていた。
政府が返済しなければならない借金は帳消しにした借金とは別に、藩札と外国商に対する外債を併せると1億円近い金額であった。当時の政府の歳入は明治3〜4年が2200万円、明治4〜5年が5000万円
であるから、政府にもとうてい返済できるめどはなかった。
薩長土肥も藩が消滅したので、返済義務がなくなり、政府が代って支払うことになった。しかし、彼ら悪策士が支払ったわけではない。彼らは莫大な金額の徴税を行い、国民から集めた血税で支払ったのである。伊藤や井上たちが長州藩からもらったイギリス渡航費用を使い込んで女郎屋に通った金まで、また明治の功労者と呼ばれる連中がつくった途方もない借金を国民が返済しなければならなかった。
長州政府は天皇を神とした(日本の歴史で天皇を神としたことは無い)
長州の悪策士は公論政治を行わず、「祭政一致」の形式にかえると称して天皇を神として、神道の国教化を企てた。「廃仏毀釈はいぶつきしゃく」とは仏教の破壊活動をいう。信教の自由の抹殺であった。1300年来の風俗習慣であった「神仏習合」であった、神社には仏様もまつって分け隔てなくうやまってきたのである。廃仏毀釈によって、奈良時代からの大量の貴重な仏像、仏具、寺院が破壊され、僧侶は激しい弾圧を受けた。

長州政府=天皇権力主義の独裁政治

徳川幕府時代にも百姓一揆はあった。しかし、幕府に対する不平ではなく、地方の大名などに対する小さな不平であった。明治になった1868年から1877年の10年間だけで天皇政府に対する大きな不平が大規模な騒動となった、その数は300件にのぼった。また、明治政府の要人たちは同志から多くの反発をかい、武力による仲間争いを10年間していた。横井小楠の暗殺、雲井龍雄の乱、山口藩の士卒の反乱、広沢参議の暗殺、前原一誠の山口の乱、三重県及び茨城県に生じた土民の擾乱、西南戦争などである。
このように農民一揆、士族の反乱、民権運動が盛んに発生した。
長州テロ(伊藤たち)は暗殺した天皇を「神聖不可侵」とし「万世多系」であった天皇家の歴史を「万世一系」とする詭弁をろうし、真実を言う者に対しては不敬罪という法律でモノを言わせないようにした。
出版条例 1869年…出版物に対しての検閲。政府批判の書物の出版販売の禁止⇒言論統制
讒謗律(ざんぼうりつ)1875年…権力者に対しての批判を封じる目的⇒言論統制
新聞紙条例 1875年…新聞・雑誌による政府批判を禁止した
集会条例 1880年…集会・結社の自由を規制
保安条例 1887年…民主主義運動の弾圧
テロリストは思想・信条の自由、集会・結社の自由を国民から奪い、言論統制をし民主主義を完全否定した。その目的は自分たちの悪行の数々を表にでないようにすためである。

西南戦争での市民の西郷びいき  山川菊栄
当時の江戸市民の感情とすれば「なにがなんでも西郷に勝たせたい」という声ばかり。「徳川さまのご治世」を謳歌する市民が相当数いた。ならず者に天下をとられたのをくやしがり、庶民の声をよく伝えるお湯屋では、女でも
「こんなばかくせえ世の中がいつまでもつづいてたまるもんけえ、どうせ徳川さまがいまにまたお帰りになるにきまってらあな」などといったもので、それをきくとあっちこっちで「そうよ、そうよ」とあいづちをうつ。
市民は長州ならず者政府に嫌悪感をいだいていたこと、西郷が勝ったら、あわよくば徳川の再登板を期待していたことがよくわかる。

「明治維新」は慶応3年冬に起きたものであって、明治時代に起きたものではない。「幕末維新」又は「慶応維新」と呼ぶべきである。明治政府の要人は自分たちの功労を永遠に伝えようとしたためである。 と蜷川新氏は述べている。 我々が学校で教わった歴史は勝者(薩長のテロリスト)によってねじ曲げられたウソを教え込まれてきたものである。
無能・無知で展望が無い連中だが、悪知恵だけははたらく。国民も初めのうちは長州ならず者政府に反発を感じていたが、数多くの弾圧法により「命あってのものだね」という気持ちにさせてモノを言わせないようにした。  まさに その時歴史が動いた   ウソが本当に真実がウソになってしまった
恐怖、洗脳、国民の慣れ、プロパガンダ(特定の考えを植え込ませる宣伝)によって、国民に真実を見極める能力をなくさせ、思考停止にしてしまった。これが150年を経過してもその流れを汲む自民党に引き継がれている。そして、秘密保護法、盗聴法、マイナンバー、監視カメラ、共謀罪等で国民の一元管理ができ監視国家となってしまった。さらに権力をしばる憲法を壊そうとしている。ファシズム国家まっしぐらに進んでいる。民主主義がどんどん遠くなっていく。  次月へ続く

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2017年5月2週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

■『ドキドキ?ワクワク?』

心理学で下記の吊り橋実験という有名な実験があります。
「18〜35歳までの独身男性を集め、渓谷に架かる揺れる吊り橋と揺れない橋の2ヶ所で実験が行われた。男性にはそれぞれ橋を渡ってもらい、橋の中央で同じ若い女性が突然アンケートを求め話しかけた。
その際『結果などに関心があるなら後日電話を下さい』と電話番号を教えるという事を行った。その結果は揺れる吊り橋の方の男性からはほとんど電話があったのに対し揺れない橋の方からはわずか一割くらいであった。揺れる橋での緊張感を共有した事が恋愛感情に発展する場合があるという事になる。」
(参照:ウィキペディア)

これはどういうことかというと、吊り橋は揺れますよね。
そして、揺れると不安や恐怖で心臓がドキドキしたり心拍数が
上がります。そんな状態で女性に出会って話をすると、自分の心臓の
ドキドキや心拍数の上昇が「魅力的な女性が目の前にいるからだ」
思ってしまう傾向がある、ということです。

ドキドキや心拍数の上昇は「不安や恐怖を感じているため」なのか「魅力的な女性に会ったため」なのか、人間には判断しづらいということでもあります。

だから、私は人前に出て心臓がドキドキしてきたら「ドキドキしてきた。緊張してきた。どうしよう・・」
ではなく、「ワクワクしてきた。アドレナリンが出てきて興奮してきて気持ちいい!」と考えるようにしています。難題が出てきて心がザワついたら「こりゃたいへんだ・・」ではなく、「これは、ワンステップ上がるチャンスの胸騒ぎ!」と考えるようにしています。

おそらく一流のアスリートも試合のドキドキを「緊張してきた・・」ではなく、「やる気が上がってきたぞ!」とプラスに変換して良いパフォーマンスにつなげています。
ビジネスマンも同じようにプラス変換によって良い結果を手に入れることが多くなります。


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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2017年5月3週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

■『宇宙人になって聴く』

『人生における成功の85%はコミュニケーション能力によって決まる。』
(レイル・ラウンデス)

コミュニケーションのセミナーに参加すると必ず言われるのは次のこと。
「傾聴しなさい。」

つまり、よいコミュニケーションを取ろうと思うなら話すより、まず聴きなさい、ということです。
ところが周りの人のコミュニケーションの様子を観察していると多くの人が「自分の話」ばかりをしています。若い人、同年代、年配の方を問わず多くの人が自分が話すことに一生懸命になっています。

案外、コミュニケーションでは聞く、聴く、訊くというのは難しいことなのかも知れません。
私は心理学を勉強している時に傾聴のコツを教えてもらいました。
それは・・・「宇宙人になる」ことです。

相手の話を聴くときには、
「私は宇宙人。初めて地球に来ました。日本語は理解できるけど、
日本のことや地球のことについては何も知らない宇宙人です」
という宇宙人になりきって相手の話を聴きます。

そうすると
「えっ!それはどういうことですか?」
「ふーん、そうなんですね。初めて知りました!」
「ほー!そんな経験をした方に会ったのは初めてです。もっと詳しく教えてください」
「それって具体的にはどうやるのですか?」
などと相手の話に興味を持つことができます。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2017年5月4週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

反応の良いキャッチコピーを書くためのコツはお手本となるコピーをマネして、自社に応用することです。今回は雑誌、新聞、サイトや書籍タイトル等で見つけたお手本となるキャッチコピーを紹介させて頂きますので、あなたの会社やお店でのコピー作りの参考として下さい。

■『○○個別相談会』

この「○○相談会」というコピーをよく目にすることがあります。
例えば広告で「補聴器個別相談会」といったコピーを目にして
その相談会に参加する人はどんな人でしょうか。
・・・おそらく耳の聞こえが悪くなった方ですね。

では「相続個別相談会」といったコピーを目にして
その相談会に参加する人はどんな人でしょうか。
・・・おそらく土地や資産の相続で困っている方ですね。

では、「初めての海外旅行相談会」といった相談会に
参加する人はどんな人でしょうか。
・・・おそらく海外旅行に行くのが初めての人たちです。

どれも、当たり前ですね。でも、ビジネスでもっとも難しいのは
「自社の商品やサービスに関心の高いターゲットとなる人を集めること」
です。これがビジネスで一番コストと労力と時間がかかると言われています。

ところが「○○相談会」というコピーを書くと、その相談会の主催者は労せずして「耳の問題」「相続」「海外旅行」について知りたいことや、解決したいことがある人を集めることができるわけです。
実はこのコピーは昔から存在する「見込み客を最も見つけやすい広告コピー」の一つなのです。