2018年1月1週号

今月の近代史15

ファシズム日本
明治以来、財閥の富は増え続け、一方、大半の国民は食べるのもようやくという状況で貧富の差が拡大し、財閥を憎悪する感情が軍事的なファッショを生み、産業と軍国主義が一体となっていった。
1918年第一次世界大戦が終結した時の日本は戦争成金が誕生した。1919年3月1日、朝鮮で三・一独立運動が起こり激しい弾圧が行われた。国家予算の65%が軍事費に使われた。戦後恐慌により、労働争議や小作人争議が多数起こった。そこへ1923年9月1日関東大震災が起こった。東京では「朝鮮人が井戸に毒を入れた」「暴動を起こして放火している」とウソを警察が広めたため、日本人が朝鮮人や中国人を虐殺し、それに軍隊・警察・憲兵が加担した。正力松太郎(警視庁官房)は「朝鮮人が謀反を起こしている噂があるから、それをあちこちに触れまわってくれ」とデマを広めた。
政府は震災を都合よく利用して、国民の貧困の不満を朝鮮人に向けさせ虐殺を行った。
商店等が被災して資金難に陥り、返済を猶予する震災手形を日銀が引き受けた。再三延長され、1927年3月14日に片岡直温大蔵相(資産家)が突然「東京渡辺銀行が破綻した」と発言したため、取り付け騒ぎが起こった。実際は破綻していなかったが、これがきっかけで姉妹銀行のあかぢ貯蓄銀行と共に破綻してしまった。これが“失言恐慌・昭和二年恐慌”と呼ばれるもので大恐慌が始まった。
しかし、無知無能だが悪知恵だけ天下一品の薩長政治家、役人、財閥たちは閨閥で結ばれているため、富を増やすチャンスとなる恐慌を歓迎した。破綻したのは閨閥で結ばれていない企業と財閥に目障りな企業と社会貢献する企業が破綻した、というよりは潰されたのである。
潰された会社としては、鈴木商店がある。鈴木商店は金子直吉によって経営され、台湾産の樟脳に目をつけ、その販売を一手に引き受けた。第一次世界大戦の頃にはスエズ運河を通過する船舶の積荷の1割を占めた。1918(大正7)年5月7日外米管理令に基づいて三井、鈴木商店等を外米輸入商に指定した、鈴木商店は朝鮮や台湾から米を大量に輸入し、これを安い値段で西日本に送って米価暴騰を抑えようとした。ところが「米価の暴騰は鈴木商店の策謀だ」というデマで鈴木商店と系列の神戸新聞社、神戸製鋼所、神戸信託などが米騒動に巻き込まれた。鈴木商店は潰されてしまった。
台湾銀行は長州、三井の後ろ盾があるので日銀から貸出が行われ、植民地金融は維持された。
中小銀行は新たな最低資本金の規定により経営が追い詰められた。これにより、財閥系がこれらを吸収し始めた。
1931(昭和6)年ドル買い事件…財閥がドルを買って、莫大な利益を得た。国民が苦しんでいる時に円相場の暴落によって金もうけをした。ドル買い資金調達のために貸金の回収をしたため流通資金が枯渇して多くの中小企業は倒産して、巷では失業者があふれた。 満州事変(1931年9月18日)
石原莞爾は柳条湖で満鉄線路を爆破してこれを「中国軍による仕業だ」とデマを流して総攻撃を命令した。細菌研究の731部隊が設立された。このころ新聞は毎日、朝日の二大紙体制だった。後藤新平から資金をもらった正力松太郎は読売新聞を買収し、前職は警察幹部であったため政財界人の秘密を握っていた。それで部数を急速に伸ばした。 大日本婦人会…実態は隣組などを利用して、召集令状を押しつけ、根こそぎ戦場に送り出す陰湿なスパイ活動を行う総本部であった。
1932年3月1日、日本は満州を中国から切り離し「満州国の建国」を宣言した。表向きは行政を満州人に握らせたが実態は日本人が実権を操っていた。9月15日に日満議定書が調印された。
日本軍の駐留を正当化するため、日満軍事協定が締結された。満州住民はたまったものではないと満州国反対の抗日を唱えた。平頂山の住民がゲリラに通じているとして皆殺しをした。

平頂山の虐殺は奇跡的に生き残った住民の証言で明らかとなり、日本はこれを認めた。
企画院…日本国内では内務省が国粋主義の総本山となって、国家統制に反対する人たちを取り締まっていた。2018年現在でも憲法違反の法律を山ほど作り、役人は国民を監視している。
盧溝橋事件1937年7月7日⇒正確には日中戦争
「事件、事変」という言葉はアメリカの戦争当事国への軍需品輸出法に抵触し、日本は軍需品を輸入できなくなるため、ごまかしの言葉である。「地域紛争であって戦争ではない」と言えば通るという官僚の浅はかな思い付きである。
1901年9月7日の「義和団議定書」により、30年間、日本は中国に軍隊を駐留させていた。租借地・関東州を出て、満州事変→満州国建国を口実に満州を支配し、さらに中国北部へ侵略を進めた。
北京郊外の盧溝橋で日中両軍が衝突して、日中戦争が始まった。
1938年1月15日の大本営会議で近衛首相たちは和平に反対し大戦争に突入した。1938年4月1日に国家総動員法が発令された。これは「国民は言われた通りに軍需工場でよく働け」ということである。
産業報国会→目的は労働争議の防止策として、経営者と労働者の懇談会という名目で労働組合に代わる組織を作り、一時、480万人が参加した。しかし、途中ですり替えられ「勤労は労働者の国家的使命である」となり、天皇の奴隷として強制労働されるようになった。従業者移動防止例によってそこに縛り付けられた。
1939年10月18日から多くの統制令が公布され、米、みそ等が配給制となった。この統制は日を追って厳しくなり、国民を飢えと貧困に追いやった。役人や警官等は闇の食べ物を持っていないか身体検査をし、取り上げたものを懐に入れて国民から憎悪をかった。
1940年10月12日に発足した大政翼賛会は「天皇を助ける」ことを意味していた。一国一党を目指して既成政党をすべて消滅させ、皇国精神を植え付ける組織活動である。これは現在の「日本会議」と同じようなもので、自民党の支援組織の一つで安倍の発言の数々はこの組織の目的となっている。
また、自民党議員の多くが所属している。以前、書きましたように「統一教会」も岸の時代から自民党とつながっている。これらは日本を暗黒にする危険な組織である。
米軍は日本を守るために駐留しているのではなく、1947年9月の「天皇メッセージ」と1951年9月8日のサンフランシスコ講和条約、同日に締結された、日米安保条約によって敗戦後72年を経過しても占領状態が続いている。天皇メッセージと日米安保によって日本が自ら占領状態をお願いしたのである。アメリカ政府見解「海外基地はアメリカを守るためで、基地のある国を守るために存在すると考えていない」となっている。米軍基地を存続させるために自民党や官僚たちが国民を騙しているだけである。自衛隊の役割は米国が出撃した時にその基地を守らせるためである。古今東西、軍隊は自国が利益を得るために(国民を守るためではなく)戦争をする。他国のために戦争をしようとしても世論が許さない。この基本が理解できれば日本のために死ぬことはありえない。
米国内ではコウモリの生息地を空域から外している。日本では住宅地の上空を低空飛行している。日本国民はコウモリ以下なのか。
フィリピンは16世紀にスペインの植民地となり、1899年の米戦争で1946年まで米の植民地であった。政権交代して駐留外国軍が撤退した確率は81.6%である。1991年9月16日米比条約をを撤回し、米軍基地並びに地位協定はなくなった。米軍基地がなくなっても他国から侵略されずに存続している。また、バルト三国(ラトビア、リトアニア、エストニア)もソ連軍基地がなくなっても国家として存続している。事実を知らない日本国民→日本政府の愚民政策による。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2018年1月2週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『話の聞き方』

ある時、カミサンの話を聞きながら3パターンの聞き方を試しました。
3パターンとは「Iレベル」「Youレベル」「Holistic(ホリステック)レベル」です。 「Iレベル」とは意識が相手ではなく自分に向いている聞き方です。たとえば相手の話を聞きながらも「腹減ったなあ」とか「いつまでこの話が続くのだろう?」と意識が自分自身に向いている状態。

「Youレベル」は意識の焦点を相手に向けて、相手に乗り移るほどの気持ちを持って、熱心に相手の話を傾聴する状態。

「Holisticレベル」は自分や相手を含めた360度の全方位に意識を当てながら話を聞く聞き方です。
視野を広く取り、耳も相手の声だけでなく周囲の音にも注意を向け、感覚全体を全方位に向けながら相手の話を聞く状態。

この3パターンの中でカミサンが一番気持ちよく話し続けたのは私がHolisticレベルの状態で話を聞いた時です。

ぜひ、あなたもこの3パターンの方法で相手の話を聞いてみてください。
そして話を聞き終わったら
「私はあなたの話をIレベル、Youレベル、Holisticレベルで聞いていたのですが、私がどの状態で話を聞いている時がいちばん話やすかったですか?」
と質問してみてください。

もしかするとあなたはコミュニケーションではYouレベルの聞き方が良いと思っているかもしれませんが、実はHolisticレベルで聞いていた時の方が相手の人は話やすかったというはずです。
ぜひ、あなたも実験してみてください。


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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2018年1月3週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『暗示する』

私の母は以前は手紙をよく書いていました。
しかし脳出血後に手が自由に動かせなくなってからあまり書かなくなりました。

今は友達から手紙が届いても返事を書きません。そんな時
「返事を書きなさい」
と強制すると余計に意固地になって書こうとしません。

でも、
「お母さんから返事が来たらきっと相手の人は嬉しいだろうね。」
と小声で何気なく言ってから近くに葉書とペンを置いておきその場を去ると
しばらくして葉書を書き始めることが多いのです。

このようなコミュニケーションの取り方を暗示と言います。
「書きなさい」という命令ではなく、「きっと相手の人は嬉しいだろうね」と返事を書くといいよ、
ということを暗に伝えるのです。

「エアコンの温度を上げてくれ!」
ではなく
「この部屋、寒いよね・・・」
と伝えると相手が
「室温を上げましょうか」
と言いながら席を立ち、エアコンの温度を上げるように誘導するのも暗示です。

人間は他者から命令を受けても自ら納得しないと積極的には行動しません。しかし、暗示のスキルを利用すると相手は自分でその行動を選択をしたのだと感じ、能動的になることが多くなります。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2018年1月4週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

反応の良いキャッチコピーを書くためのコツはお手本となるコピーをマネして、自社に応用することです。今回は雑誌、新聞、サイトや書籍タイトル等で見つけたお手本となるキャッチコピーを紹介させて頂きますので、あなたの会社やお店でのコピー作りの参考として下さい。

『実はそのやり方、間違ってます!
 ○○"基本のキ"』

これは有名雑誌の見出しで見つけたキャッチコピーです。 応用しやすいコピーですね。

「実はそのやり方、間違ってます!!  ダイエット”基本のキ”」

「実はそのやり方、間違ってます!!  洗顔法”基本のキ”」

「実はそのやり方、間違ってます!!  副業の始め方”基本のキ”」

「実はそのやり方、間違ってます!!  免疫力を高める食事”基本のキ”」

「実はそのやり方、間違ってます!!  SNSをビジネスにいかす”基本のキ”」

といった応用ができますね。 雑誌の見出しにはキャッチコピーのお手本がたくさん掲載されています。