2018年11月1週号

今月の近代史25

消費税を払わず消費税をもらっている大企業
経団連は消費税と税率アップに賛成する理由は、経団連企業は輸出中心となっている。端的に言うと消費税を納めないで、「輸出戻し税」「輸出還付金」という名目で逆に消費税をもらっているので、消費税に関して大賛成はあたりまえである。
日本は表向きの消費税を創った時、また、増税の理由で「財源が不足している」「社会保障費が足りない」と言っているが、消費税を上げて大企業の法人税をどんどん引き下げている。
2015年度の消費税収19兆円のうち6兆円が輸出大企業に支払われた。
2015年4月~2016年3月  大企業への消費税の還付金
トヨタ 3633億円   日産 1546億円   マツダ 804億円   本田 754億円
キャノン 581億円   東芝 546億円   三菱 545億円   ソニー 456億円
村田製作所 390億円   新日鉄住金 326億円   日立 272億円
パナソニック 249億円   12社合計 1兆102億円
消費税増税関連法 附則18条
増税で財政にゆとりができた際は「成長戦略および事前防災・減災に重点配分する」と規定されている。この条文が消費税が公共事業に形を変える逃げ道となっている。
国土強靭化事業に1兆5325億円の予算をつけた。公共事業全体では12.9%増の5兆9685億円となった。
消費税が「預り金」というのはウソ
東京地裁判決で「預り金」とする解釈を明確に否定し、政府広報の記述で預り金としているのはモノのたとえとしている。消費税は物価の一部であって消費者からの預り金ではない。
一般の消費者はこうした事実を知らないか、理解できないまま、政府のプロパガンダによってウソを刷りこまれてしまった。何かを買うたびに消費税を支払っているのにすぎない。
零細業者にとっては赤字でも納めなければならない。消費税の存在が零細業者を直撃するため、倒産や廃業に追い込んでしまう。それによって、転職を余儀なくされる。
消費税は被雇用者にも重篤なダメージを与えている。いわゆる格差社会、ワーキングプア問題の重要なテーマである非正規雇用は消費税によって拡大したという現実がある。
派遣を主導した経団連
2003年に製造業での派遣労働を解禁した労働者派遣法は使用者の都合をそのまま法制化したものである。消費税が正社員のリストラを進め、派遣社員を増やすことに一役買っている。
企業が正社員を派遣社員に切り替えるのは、人件費削減が最大の理由だが、納める消費税も少なくてすむからだ。1989年の消費税導入以来、人材派遣事業所は2倍に増えた。
金融機関や大企業の多くは、社員の大半が出向社員で100%出資の派遣会社を設立している。
親会社だけへの派遣は「もっぱら派遣」として禁止されているが、親会社への派遣や事務受託が中心でおこなっている。
中小企業の意見を代弁しない商工会議所
消費税が実質的な「中小企業負担税」の実態であるにも関わらず、増税反対、廃止を言うべき零細企業の代弁をする目的で設立された商工会議所が何もしないのは疑問に思う。
経団連や政府の主張することに賛同することに不思議でしょうがない。
零細企業団体の役員と商工会議所の役員を兼ねている人によると「商工会議所は体制のもとにある組織なので、自民党や経団連などが消費税増税を進めることに従うしかないと考えている」
経団連の考え
消費税の引き上げはデフレ懸念を払拭し、住宅投資や個人消費を喚起する。現行の消費税には種々の問題が指摘されているが、インボイス制、内税化、複数税率の導入により、21世紀における基幹となる税目として機能していく必要がある。
段階的に引き上げれば消費が喚起されるという発想にはたまげた。増税は消費や景気に悪影響を与えるどころか、逆に活性化をもたらすと強調している。また、御用学者は増税は商品の値上げを誘発するからインフレに通じてデフレからの脱却をイメージさせることと、国民に絶えず翌年の消費税増税を意識させておくことで、常に、駆け込み需要を促すことができる。と言っている。
人々の生活に関わる税制がいい加減な屁理屈で決められている。増税による零細業者の廃業や失業者の増大を考慮すれば、デフレ懸念の払拭どころか、インフレと景気の低迷が同時に起こるスタグフレーションに陥る可能性がある。
輸出戻し税などで経団連企業が大儲けしても、所詮は下請けからの搾取でしかない、日本経済全体の成長につながらない。
20年前から金持ち優遇策により所得税収が半減した。財界や政府が言うほど日本の法人税は高くはない。中小零細にはない税の優遇策により大企業の負担は小さなものとなっている。
中小零細事業者が自腹を切って支払うのを知りながら、見て見ぬふりをしている。赤字でも取り立てる消費税を引き上げるよりは大手企業から消費税を徴収すること、消費税をタダでやらないこと、法人税をきちんと徴収すれば不公平税制のさいたる消費税は不要となる。
「給付付き税額控除」「インボイス方式」などは確実に「マイナンバー制度」導入への大義名分にされていく。前者は給付を求める人に納税証明等の書類の提出を求めるだけでよいはずだし、後者にも必須の要件ではないのだが、常に一体化した政策として進められてきた。
「マイナンバー制度」は税の把握などではなく小泉政権時代に法制化された国民監視の一貫としてできたものである。
「給付付き税額控除」「インボイス方式」が実行されれば、国民の日常のなにもかもが政府や大手企業に見張られ、彼らに都合よく監視され管理されてしまう。 「個人情報保護法」も国民はウソを教え込まれてしまっている。これは自民党と官僚たちの悪事が表にでないようにするためのもので国民のプライバシーを守るものではない。
日本全国の警察署に盗聴器が置かれて、全ての通信やメールが盗聴できるようになっていることを知っていますか。国民を守る法律は造らず、逆に罰する、監視、管理をすることを自民党と官僚は常に思っている。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2018年11月2週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『小相手に伝わるもの』

うなだれて、肩を落として、背中を丸めた人が小声
「私は幸せです。」
と言ったらあなたはその人が本当に幸せだと感じるでしょうか?

また、会社の部下が
「おはようございます。今日もよろしくお願いします。」
低い小さな声で眠そうな顔で、目線も合わせずに朝の挨拶に来たら、
あなたはその人のことを「こいつはやる気があるな!」と思うでしょうか?

では、ニコニコ笑顔で、空を見上げている人が明るく大きな声で、
「私は幸せです。」と言ったらどう感じるでしょうか?

しっかりした口調で、はつらつとした笑顔で、元気よく職場に来た部下が
「おはようございます。今日もよろしくお願いします。」と言ったらどうでしょう?

人は言葉で会話をして言葉で考えや意思を伝えます。これをバーバル(言語)コミュニケーションと言います。言葉以外の表情、視線、姿勢。声のトーンや大きさ等はノンバーバル(非言語)コミュニケーションと言います。

人は言葉で会話をするし、言葉で考えや意思を伝えるけれどコミュニケーションの相手は“言葉”だけに影響を受けるわけではありません。むしろ、それ以外のことから大きな影響を受けることが多いです。

同じことを話しても好かれる人がいる。同じことを話しても好かれない人もいる。 そんな人は少しノンバーバル(非言語)に意識を向けてみましょう。
きっと、周りの人の反応が変わるはずです。


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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2018年11月3週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

『ジョンが言ってけれど・・・』

あるところに乳製品の嫌いな女性がいました。
その人はカルシウム不足なので、周りの人が
「もっと牛乳やヨーグルトを摂りなさい。」
とどんなに言っても首を縦に振らなかったそうです。

ある日、家族がその女性が大ファンである女優のインタビュー記事が
掲載されている雑誌を読みました。その雑誌で女優はこう話していました。
「私の若さの秘訣はヨーグルトです。」

家族はその雑誌を女性に見せてこう言いました。
「あの大女優のAさんの若さと健康の秘訣はヨーグルトらしいよ。」

その日から女性はヨーグルトを食べる様になった・・・。

これを心理学では「マイ・フレンド・ジョン テクニック」と言います。
「友だちのジョンが言ってたんだけどさ、ヨーグルトは健康にいいらしいよ」
といった感じでジョンの言葉を借りて、自分の意見を相手に伝えるテクニックのことです。

人は面と向かって言われると抵抗するけれども、同じことを自分の好きな人や影響力のある人に伝えてもらうと納得するケースが出てきます。
さて、これはあなたのビジネスではどう応用できるでしょうか。
「我が社のサービスの特徴は・・・」
と説明するところを
「既に導入頂いたお客様からはこんな声を頂いています。」
というようにお客様の口を借りて自社サービスの説明をするのも効果的だということです。

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◆集客・営業・広告・販促・マーケに役立つビジネスコラム 2018年11月4週号

■集客・営業・広告・販促に役立つ心理マーケティング

反応の良いキャッチコピーを書くためのコツはお手本となるコピーをマネして、自社に応用することです。今回は雑誌、新聞、サイトや書籍タイトル等で見つけたお手本となるキャッチコピーを紹介させて頂きますので、あなたの会社やお店でのコピー作りの参考として下さい。

■『○○に涙が止まらない』

「涙が止まらない」という言葉もキャッチコピー向きの良い言葉です。

「涙があふれて止まらない真実のストーリー」
と書くと、映画や書籍のコピーになります。

「公演後も涙が止まらない人続出!」
と書くと、舞台公演のコピーになります。

「うれしさでパパとママの涙が止まらない日」
と書くと、子供の誕生お祝いのコピーになります。

「涙が止まらない日に聴きたい曲」
と書くと、アーチストや曲のPRコピーになります。

「人生を変える涙が止まらない2時間」
と書くと、講演やセミナーのコピーになります。

「幸せに新婦の涙が止まらない日」
と書くと、結婚式場のコピーになります。

「感動を演出します」とか「幸せな時間を作ります」という言葉よりも「涙が止まらない」
という一言の方が読み手の頭の中にそのシーンがすぐに浮かび、読み手の心を揺さぶることができます。