2021 年6 月号vol .10

二酸化炭素が本当に温暖化の原因か Ⅰ
二酸化炭素は生物の体を構成している有機化合物の主原料です。二酸化炭素から有機化合物を生産しているのは、「光合成」を行う植物や藻類と一部のバクテリアです。動物は有機物を生産できないので、他の動植物を食べることによって補っています。
飲ん兵衛に季節はあまり関係ないですが、夏の仕事後のビールやハイボール等には格別な味を感じます。これらの飲み物には炭酸が入っています。
大気の主な成分(体積割合)
窒素:78.08% 酸素:20.95% アルゴン:0.93% 二酸化炭素:0.03% その他:0.01%

人間や植物に欠かせない二酸化炭素が悪者扱いにされていることに疑問を感じ、また、地球温暖化に二酸化炭素だけが影響が大きいということに疑問に思い調べました。
二酸化炭素温暖化説は実証されていないことを念頭において下さい。
調べてわかったこと脱二酸化炭素=原発推進これは天に向かってツバをはくことにつながり自分の体に危険が降りかかる。
二酸化炭素温暖化説の歴史的背景
アメリカの原子物理学者アルビン・ワインバーグはアメリカの原発を復活させるために使え そうなデータを探していた。そこに地球科学者チャールズ・キーリングのデータに注目した。それはハワイで二酸化炭素濃度が上昇していることに目をつけた。ワインバーグは原発推進 者で、大の石炭嫌いである。石炭は二酸化炭素を大量に排出し、しかも大気を汚染するから 悪者だ。石炭のようなどうしようもない環境汚染エネルギーをやめて、原発に置き換える
べきと主張していた。その後、IPCC( 気候変動に関する政府間パネル ) に引き継がれた。IPCC は温暖化防止として原発を推進する組織である。
二酸化炭素温暖化説の根拠となったのは「ホッケースティック曲線:図 1」(次ページ図) が 2001 年の IPCC 第 3 報告書で発表されて注目された。
しかし、その後、ホッケースティック曲線がねつ造されたことが判明した。二酸化炭素による 20 世紀の温暖化を強調するために突然に気温が上昇したグラフに書き換えた。
日本のマスコミは一切報道しなかったのでほとんどの日本国民は知らないと思う。これがクライメートゲート事件である。詳しくは図書館などで調べて下さい。

縄文海進
図 2:過去 1000 年間の正しい気温変化のグラフ
(1990 年の IPCC 第 1 次報告書にも掲載されていた)
人間が石油も石炭も使わなかった約 6000 年前の縄文時代は図 3 のように東京湾の海が栃木県あたりまで広がるほど海面水位が高く、現在よりはるかに温暖化していたことは、関東地方各地の貝塚遺跡から明らかになっている。
温暖化や寒冷化は、太古の昔からたびたびくりかえされてきた自然現象である。


図3:東京湾が栃木県まで広がっていた。温暖化の縄文海進


この三つの周期的な変化の組み合わせによって、地球に降り注ぐ太陽の日射量が変化し そのために気候の寒暖の変化が生ずるとして、セルビアの地球物理学者のミルティン・ ミランコビッチが高度な計算を行って明らかにした。

太陽黒点が気候変動を起こす
太陽の温度は 6000 度位で、3000 度位の部分が黒点となる。黒点が増えたときは太陽の活動が活発で、黒点が少ないときは太陽の活動が小さい。
黒点が少なく、太陽の活動が小さい時には、宇宙線が太陽風にさえぎられずに地球に降り注ぐため、大気中の分子が活性化して、空気中の水蒸気が雲を作り、地球の気温が下がって 寒冷化する。
黒点が増える時期は、太陽の活動が活発なので、太陽風のプラズマが強くなり、地球に降り注ぐ宇宙線をさえぎる。大気中の分子が水蒸気になりにくくなるので、雲が減って、地球は温暖になる。
図 1 の IPCC が気温をねつ造してまで主張したことは、「過去 1000 年の地球気温は 1900年代に入ってから突然に上昇した。気温上昇の原因は二酸化炭素だ」というグラフであった。過去 1000 年間の正しい気温の変化は図 2 のグラフである。1990 年に IPCC も正しいグラフを出していた。
気温上昇は 20 世紀から始まったのではない。イギリスで 1700 年代後半に産業革命が起こって石炭火力を使い始めるより前、1600 年代半ばの小氷期が終わってから地球の気温上昇が始まっていたので、二酸化炭素は無関係である。
IPCC は二酸化炭素による 20 世紀の温暖化を強調するために「第 3 次評価報告書(2001 年)」に全世界をダマス有名な「ホッケースティック曲線」を示して、実際にあった、“中世の温暖 期” もその後の “小氷期” も消してしまった。しかしそれが「ウソデータ」であることが直ちに多くの科学者から暴露された。
IPCC がデータをねつ造したことは、日本を除く海外のマスコミが報道したので、それぞれの国民は “二酸化炭素温暖化説” を信じなくなった。しかし、日本では NHK を筆頭にすべてのマスコミが報道しなかった。そのため、日本国民だけが事実を知らされていない。

気温と二酸化炭素濃度の変化の順序
二酸化炭素濃度の増加が地球温暖化の原因だと主張している事とは、逆の結果を示すのが次ページの図 4 です。二酸化炭素の長期的上昇傾向を差し引いた上でのもので、二酸化炭素濃度の上昇自体は前提にされています。
気温が上がった後に二酸化炭素濃度が増え、気温が下がると二酸化炭素濃度が減る、つまり、気温が上下することで二酸化炭素が上下していることを示しています。どうしてそうなるかも説明できます。地球上の二酸化炭素はそのほとんどが海水中に溶け込んで存在してい ます。気温が上がることで、海水の温度が上がり、そうなれば海水に溶け込んでいた二酸化炭素が大気中に出てくることになります。サイダーやビールを温めれば泡が出てくるのと 一緒です。このように、地球の大気温度の変化、二酸化炭素濃度の変化はお互いに影響し 合う関係にあり、その要因も複雑であることが分かります。


自然は大変複雑な系です。その地球の温度も地球誕生以降大きな変動を繰り返してきました。人類などまだ誕生する以前には現在よりさらに高温だった中生代があり、恐竜たちが生きて いました。新生代に入っても、大きな氷河期を 4 回も経験し、それぞれの氷河期とそれが終わった温暖期の気温に約 10 度もの違いがありました。現在は 4 番目の氷河期が終わった温暖期にあります。


図 5 に示すように、ここ数年は、温暖化どころか地球は寒冷化しています。IPCC の関係者 は、これは小さな変動でいずれまた温暖化に向かうと主張していますが、どうなるか先の 事は誰にも分かりません。人為的な要因が温暖化させている可能性は高いと思います、「予防原則」を適用して、その温暖化を防止しようということも必要かもしれません。
人類の諸活動が引き起こした災害には、大気汚染、海洋汚染、森林破壊、酸性雨などがあり温暖化はそのうちの一つにすぎません。温暖化の原因の一つに二酸化炭素があるというに すぎません。真実を知らない人たちは二酸化炭素を減らすことが温暖化対策になると思わさています。地球温暖化問題は科学的根拠が薄弱なまま、政治的に引き回されています。

次月へ続く