2022 年7 月号vol .23

自分自身がきちんと勉強しないとウソを見抜けない
政治から自身を守るには、無能政権の暴政を暴かないマスコミ報道を信じていては大変なことになってしまう。
今回は健康も自身でしっかり知識を得ることがいかに大事かをお知らせしたいと思います。
皆さんが日常している歯みがきの歯みがき粉についてです。市販されている歯みがき粉の多くにはフッ素が配合されています。

各メーカーは虫歯予防の効果と安全性には太鼓判を押している。また、水道水にフッ素を添加している国もある。日本でも歯科医院のなかにはフッ素塗布を推奨している医院がある。ほとんどの人が抵抗なく口に入れている。しかし、フッ素は非常に毒性が強い物質であることを知っていますか。

清水央雄(しみずなかお)歯科医師は次のように言っています。
周囲の多くの歯科医師がフッ素をほとんど利用しない実態を見て、全くフッ素を使用していなかったのですが、実はフッ素にはとんでもない実態があると知ったのは、歯科医師になって13年たった1997年のことでした。
ある医療問題雑誌でフッ素には様々な副作用があることや、虫歯予防効果を過大にでっち上げ有害性を隠して強引に推進するグループがあること、フッ素の応用は科学的企画ではなく政治的キャンペーンだったことなどを知って大変驚きました。
最初は企業の利益目的で、本当は虫歯予防効果はないのに、ねつ造論文を出すなどして、フッ化ナトリウムが虫歯予防薬に仕立てあげられたことや、原爆製造に関係したこと、企業の公害隠しの目的で水道にフッ素を入れた〈フッ素の大気汚染で斑状歯(エナメル質に斑点や縞模様が出る)が発生していたので、水道に入れれば水道のせいにできる〉、それを住民を守るはずの公衆衛生局が主導したことなどを知って、本当に驚きました。
アメリカ歯科医師会は、フッ素に反対する会員を除名したり、フッ素の害についての研究を妨害したことなど、あまりにもフッ素には問題があると知りがくぜんとしました。
〔補足〕薬剤の多くが上記のようなことがある。安心して服用できる薬は少ないのでは。

フッ素が虫歯予防になった理由
米国コロラドスプリングスでは、その地区の住民は斑状歯(歯のフッ素症。歯に縞模様や褐色の斑点ができる)が多くでていることに気付きました。また、虫歯が少ないことを発見しました。地域の水源は高濃度のフッ素が含まれていることが分かりました。
そこで、フッ素の摂取が多ければ、虫歯が少なくなるのではとの仮説が生まれました。世界最大のアルミニウム製造会社で、B29などの機体を製造したアルコア社にとっては願ってもない朗報です。アルミ精錬で生じる副産物で、廃棄処理に多額のコストがかかる廃棄物のフッ化ナトリウムというゴミの山が、虫歯予防薬として宝の山になるのです。その仮説を強引に定説にするために、メロン研究所というアルコア社の関連研究所からねつ造論文を出す他、莫大な工作資金を使ってフッ化ナトリウムを虫歯予防薬にしました。メロン研究所はアスベストは安全という論文を出したことでも知られています。
フッ化ナトリウムの一部は殺鼠剤や殺虫剤としても売られています。多くは多額の費用をかけて廃棄物として処理を余儀なくされていました。

原爆とフッ素の深い関係
フッ素は原子爆弾の製造に欠かせない物質です。ウランやプルトニウムの精錬にフッ素が必要な物質です。鉱石として採掘される天然ウランはほとんどがウラン238ですが、0.7%の割合でウラン235が存在する。核分裂に利用できるのはウラン235だけです。多量のウラン235を取り出すためには、0.7%の割合を増加、つまり濃縮させ、原爆に使用できる純度の80%まで高めなければならない。このために考案されたのが、ウランをフッ化水素と化合させて気体の6フッ化ウランにし、わずかな比重の差を利用して両者を分離する方法である。
ウラン235を分離した残りカスのウラン238は利用価値もないまま廃棄物として放置されていたが、固くて重い性質に着目され、金属に精錬されて砲弾や戦車の装甲に使用されるようになった。これが劣化ウランである。半減期は45億年である。

ガルフウォー・シンドローム(湾岸戦争症候群)
1991年、湾岸戦争において、帰還兵たちに集団的に発生した白血病、ガン、脱毛症、皮膚の痛み、倦怠感や関節痛、記憶障害などの一連の病状を総称。
その原因として生物兵器用の予防接種や劣化ウラン弾などがあげられている。アメリカ国防総省は因果関係は確認できないとする立場をとっている。

原爆開発隠しのために水道フッ素化をでっち上げた
マンハッタン計画で、原爆の製造・開発を行っているデュポン社の工場では、ウランの濃縮に使用するフッ化水素を製造していましたが、工場からフッ素ガスが漏れ、周辺の果樹園の桃が枯れたり家畜が倒れる被害が発生し、周辺住民が提訴しました。
このまま裁判になると、原爆製造や秘密保持に支障が出る恐れがあり、アメリカ政府は「少量のフッ素は人間に安全」という証拠が欲しかった。このためアルコア社の虫歯予防のために水道にフッ素を入れるとの提案は、マンハッタン計画の遂行にうってつけで、アメリカ政府は水道にフッ素を入れるために、様々な機関に水道フッ素化を推進する人員を送り込み、1945年1月、ミシガン州グランドラピッズで上水道フッ素化が始まりました。
安全性も虫歯予防効果の確認もしない暴挙でした。
フッ素製造工場の労働者は歯や爪がダメになるなどの健康被害があり、原爆製造開発に携わる労働者や周辺住民の健康対策の上で、フッ素の毒性を調べる人体実験という側面もありました。
その後、様々なフッ素の有害性がわかるのですが、アメリカ政府は原爆研究を推進するためにフッ素の毒性を隠し、安全だとウソの説明をして、さらに水道フッ素添加を広げていきました。
もしも水道フッ素化が有害だとされると、原爆計画やフッ素汚染企業は大量の訴訟を起こされるので、どうしてもフッ素が安全だという説をつくりたかったのです。

1945年から数カ所で水道にフッ素を添加したのは、あくまでも実験で、15年間の実験期間として始められました。ところが15年の実験結果を待たずに数年後から全米各地で次々と水道にフッ素が添加されるようになりました。
米国公衆衛生局は公害企業のフッ素大気汚染を隠すために水道フッ素化を強引に進めました。
ヨーロッパでは水道フッ素添加はほとんど行われていません。
日本では京都などで実験的に行われたものの、斑状歯が増えることがわかって中止になり、実施しているところはありません。
オランダでは法律ではなく憲法で水道にフッ素を添加できないことになっている。
世界の大部分はフッ素化を否定している。開始したアメリカとアメリカの強力な影響下にある国だけが実施しているだけである。
日本ではフッ素洗口と塗布が盛んに行われている。また、最近14道県で歯科保険条例が制定され、その中でフッ素洗口が推奨されている。歯科保険法も国会審議に提出が予定されている。

歴史上初めて飲料水にフッ素(フッ化ナトリウム)が添加されたのは、ナチの強制収容所においてであり、その目的は、収容者の知力を鈍化させて反抗心を削ぎ、無気力にするためであった。

「フッ素:自由への闘争」ハンス・ムーレンバーグ博士(著)
フッ素という毒物を水道水に添加して集団的強制的に国民に投与しようとするのは、完全に独裁者のやり方だ。アメリカの『フッ素化信任委託法』などはまさにこの現れである。アメリカ人やイギリス人は、独裁者ヒットラーと戦ったことはあっても支配された経験がないので、これが高慢な一部のエリートの独裁的な発想だということがなかなか分からないようだ。また、分かっている人も、独裁者と闘うゲリラ戦の経験がないものだから、どう対応したらいいのか分からないでいるらしい。アメリカやイギリスでフッ素の反対運動がなかなか実を結ばないのも、ここら辺に理由があるのだろう。
自由というものは、侵害されるのは簡単だが、ひとたび侵害されてしまったら、それを取り戻すのは実に容易ではない。私がフッ素化主義者と戦ったのも、ナチにやられた経験があったればこそだ。

フッ素は虫歯予防効果があるのか
結論から言うと、全くないです。逆に、急性・慢性の中毒症状を起こします。一度虫歯になった歯は自然治癒しない。
日本のフッ素推進派が良く引き合いに出すこと。
フッ素洗口している学校としていない学校を比較して「フッ素洗口をしている学校は虫歯が少ない」「だからフッ素洗口は虫歯予防に有効」と言う。しかし、フッ素洗口している学校は、フッ素意外にも虫歯予防の教育が徹底している。
「新潟県は盛んにフッ素洗口をしている」「新潟県は最も虫歯が少ない県」だからフッ素は虫歯予防に効果があると言っているが、2番目に虫歯の少ない広島県などはほとんどフッ素洗口を行っていません。
フッ素を用いると、見かけ上、虫歯が少なくなるのです。骨が硬くなり、歯が生えるのが遅くなります。
虫歯の数は12歳児の永久歯の虫歯の数を数えます。例えば通常6歳に生える第一大臼歯では、6年間で虫歯になるかどうかということになりますが、生えるのが遅くなり、8歳で生えたとすると、12歳までの期間は4年間になる。単純に期間だけ考えると2/3になるわけで、フッ素で虫歯が減ったというのは一種のトリックにすぎない。

2006年に筧光夫氏の研究「生体アパタイト結晶形成機構とフッ素イオン」ではフッ素が歯を強化するどころか、かえって歯にダメージを与えていることがわかりました。
わかりやすく言うと、フッ素の有効性に、歯の再石灰化の促進と歯質の強化がある、と言われていたが、筧氏が事実かどうか実験をして、結晶の再生(歯の再石灰化)もフロール(歯質の強化)も起きていなかった。逆に、歯の結晶の再生が阻害されることが確認されている。フッ素は濃度にかかわらず骨や歯骨の形成を阻害するため、不必要なフッ素接種は避けるべきである。

フッ素推進のWHOでも強く禁止しているのに日本では奨励WHOがフッ素利用に関する警告を出しました。
フッ素塗布は以下の2つの虫歯にかかリやすい者に限る
①矯正装置装着者
②頭頸部癌で放射線照射による放射線炎患者で虫歯が多発する者
ところがこの警告は無視され、歯科医院や保健センターなどで普通にフッ素塗布が行われている。
フッ化物洗口は6歳未満の子どもには禁忌 禁忌:強く禁止と言う意味警告が無視されて幼稚園・保育所で6歳未満にフッ素洗口が盛んに行われている。
塗布も洗口も効果がない上に副作用が顕著だからです。歯は一定濃度以上のフッ素に触れるとエナメル質が溶け出します。
このWHOの日本語版がウソの翻訳になっているので、日本では塗布・洗口が広く行われている。東京歯科大学口腔衛生学の真木らが書いた「フッ化物と口腔保健WHOのフッ化物応用と口腔保健に関する新しい見解」では、フッ素塗布に関しては、「虫歯にかかりやすい2つの者での使用に限定する」と訳さなければいけないところを、「虫歯にかかりやすい2つの者での使用がわかっている」と原文とは違う意味の翻訳になっている。
洗口に関しては「6歳未満禁忌」と訳すべきところを「6歳未満の子どもには処方されない」と曖昧な表現になっていて、さらに勝手に注釈を入れ「6歳未満でも洗口が上手にできればその限りでない」としている。上手にできないから禁忌としたのに、上手にできれば良いというのはあまりにおかしいことです。このようにWHOの警告を日本国内で無力化するためにウソの翻訳本を出版して、堂々と危険なフッ素洗口・塗布を進めている。

アメリカでは1997年4月より、フッ素を含む歯磨き剤等の歯科用品には「毒性」を警告するラベルを添付しないと販売できないことになった。このラベルには、「ごく少量しか使用するな」という注意と共に、「幼児の手の届くところに絶対に置くな」とか、「もし歯磨きに使う量以上に呑み込んだらすぐに医者に行くか中毒センターに連絡せよ」とも書かれている。
ひるがえってわが国の実情はフッ素入りの歯磨き剤が堂々と販売されているのには呆れるばかりである。特に幼児向けの歯磨き剤には、子どもが好きそうな味付けとともに、全部フッ素が入っている。
安全性について行政が鈍感なのは今に始まったことではない。

A・K・スシーラ博士:フッ素中毒症研究の第一人者
フッ素症にはいまだ治療方法がない。この病気には予防しかない。その予防とは、余分なフッ素を1㎎といえども摂取しないことである。
現代のあらゆる神経ガスはフッ化物である。フッ化ナトリウム2.5g~5gで人間を殺傷する毒力がある。
フッ化ナトリウムは胃酸と反応して、フッ化水素になります。フッ化水素はコリンエステラーゼ(肝細胞でつくられる酵素で、からだ中に存在する)阻害し、皮膚や粘膜を損傷する。フッ素液でうがいをして、その液が粘膜から吸収されて気分が悪くなる場合がある、粘膜がフッ化水素でただれるせいである。(しかし、殆どの患者は歯科医師からこんな話は聞かされないため、何で気分が悪くなったかは分からないまま、胃薬を飲んだりする。)無知な歯科医師の勧めるフッ素などは絶対に拒否すべきだ。

【参考文献】
•フッ素問題資料集
なかお
清水央雄:著

•フッ素化巨大なる矛盾
ジョージ・ウォルドボット:著村上徹:訳

•フッ素信仰はこのままでよいのか
村上徹:著訳

•国も認めた「フッ素の効果」は根拠データがなかった
里見宏:著

•生体アパタイト結晶形成機構とフッ素イオンの影響
かけいみつお
筧光夫:著